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芦辺拓おすすめ作品8選をご紹介~レトロで破天荒に描写する~

当サイトが厳選しました、芦辺拓氏のおすすめ作品8選をご紹介させていただきます。

大学卒業後、読売新聞大阪本社に勤務する傍ら、1986年に本名である、小島逸介で執筆した「異類五種」という作品で、第2回幻想文学新人賞の佳作を受賞します。

そして1990年に芦辺拓名義で執筆した「殺人喜劇の13人」という作品で、第1回の鮎川哲也賞を受賞し、作家デビューを果たします。

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芦辺拓おすすめ作品8選をご紹介~レトロで破天荒に描写する~

学術からサブカルチャーまで知識が豊富であり、ミステリー・SF・冒険小説などへのオマージュなどで知られています。

また、近年は年少読者へのミステリーの紹介に専念していて、シャーロック・ホームズを中心とした、古典ミステリーの児童向けの翻訳や、江戸川乱歩氏の少年探偵団シリーズのリライトなども手掛けています。

そんな芦辺拓氏のおすすめ作品8選をご紹介いたしますので、お楽しみください。

『不思議の国のアリバイ』

森江春策の事件簿シリーズの第7弾であり、「不思議の国のアリス」がモチーフになっている話です。

事件は怪獣映画の製作中に、監督から主要なスタッフまでを引き抜いた業界ゴロの男が、顔を焼かれた状態で見つかり、更に時期を同じくして、九州の甘木で、この映画の乗っ取りを画策していた男の死体が見つかるところからはじまります。

容疑は残された撮影スタッフの一人に向けられてしまうのですが、果たして、素人探偵、森江弁護士は無実を証明することができるのでしょうか。

ここがポイント

取り上げた題材が面白く、錯綜したストーリー展開も楽しめる作品です。

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『裁判員法廷』

森江春策の事件簿シリーズの第16弾であり、裁判員制度をテーマにした3編からなる中編集です。

裁判員裁判がスタートしてすぐの頃、ある意味HOW TOもののような感じで書かれた作品です。

ここがポイント

実際の裁判や審理がどう行われるかをレクチャーしていると見せつつ、取り上げる事件にも一捻り加えるといった技が伺えます。

実際には見えてる通りの事件と犯人で量刑をどうするかが問題になるところなのですが、疑いをはさむことなく、有罪かどうかを実際に問われたら、気が重くなってしまいそうになります。

目まぐるしく変わる事態に、翻弄されてしまう作品です。

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『スチームオペラ』

蒸気とエーテルによって発展した、19世紀的雰囲気の都市を舞台に描かれる、探偵見習の少年と少女の話です。

スチームパンク的な世界観とガジェットがとにかく魅力的であり、幻想的な世界ならではの、論理によって、一旦は殺人事件の解決が示されます。

がしかし、続いて起きる富豪令嬢誘拐事件を経て、驚愕の真相が明かされていくのです。

ここがポイント

それは宇宙規模の世界の秘密に基づくものであり、提示されるビジョンは実に壮大なものなのです。

SFとミステリーの要素を巧みに融合させた作品です。

『金田一耕助VS明智小五郎』

金田一耕助VS明智小五郎シリーズの第一弾であり、金田一耕助、明智小五郎の2大名探偵が競演する7つの話です。

ドラマ化された表題作の他にも、金田一が日本に帰国する前に解決した事件や、江戸川乱歩作品に登場する怪人二十面相や明智・小林のコンビの活躍が描かれています。

ここがポイント

それに加え、江戸川乱歩自身の物語など、遊び心あふれるパスティーシュが満載です。

二大名探偵を生み出した小説家への愛に溢れている作品です。

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『奇譚を売る店』

古本屋をテーマにした「また買ってしまった」からはじまる6編からなる連作短編集です。

古本を購入した主人公が、本を開いた瞬間に、異世界へのスイッチが入り、ジワリジワリと取り込まれていくのです。

ここがポイント

かたり口の軽妙さと、主人公が死ぬほど苦しい目に遭っても、次の話になると、何もなかったように、「また買ってしまった・・・。」と新たに古本を購入する能天気さが堪らなく印象的なのです。

色々な意味でその通り!と思ってしまう作品です。

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『異次元の館の殺人』

森江春策の事件簿シリーズの第22弾であり、冤罪が疑われる殺人事件の追加調査の為、とある洋館に赴いた菊園検事と森江春策の話です。

先輩検事の事件を調べるうちに、殺人事件に巻きこまれた菊園検事、そこで彼女がトリックと犯人を指摘するたびに、パラレルワールドへ飛ばされてしまうのです。

そうなんです、間違えた推理をするたびに、その推理の根拠となるものが、変容する違った並行世界へ飛ばされ、また新たな推理を要求されるのです。

ここがポイント

パラレルワールド多重解決、そしてこのガジェットを最大限に生かしたトリックとプロットに魅入られてしまいます。

ミステリー的収束と、SFを使ったサプライズで、二度楽しめる作品です。

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『帝都探偵大戦』

幕末期、戦前期、戦後期と3つの時代を舞台に、起きる事件を様々な作家が生み出した、名探偵たちが解決する話です。

小説の世界にはこんなにもたくさんの探偵がいたのかと思う程、登場人物の多さに驚いてしまいます。

ここがポイント

ミステリーオールスター饗宴といった感じの内容であり、それぞれの探偵が追っていた事件が、最後には見事につながっていくのです。

巻末には名探偵の登場順に名探偵名鑑があるので、知らない探偵が登場しても、その探偵のことが分かるようになっています。

単なるパスティーシュには修まらない、お祭り騒ぎのようで嬉しくなってしまう作品です。

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『新・二都物語』

関東大震災から戦争を挟み、阪神・淡路大震災までの東京と大阪、そして上海と新京、日本と中国の二つの都市を舞台にした話です。

被災地で出会った出自も、育った環境も異なる二人、柾木謙吉と水町祥太郎はそれぞれの立場で、映画と音楽に関わりながら、時代を駆け抜けていったのです。

闊達で賑やかで、自由な昭和モダンの時代を徐々に黒く覆い始める戦争の影が迫ってきます。

阪急・東宝グループの創業者の小林一三がモデルとわかる人物をはじめ、実在の人物、老若男女、多様な人物が登場するなか、敢えて実名を晒さない岸信介と正力松太郎の不気味さが際立っています。

ここがポイント

まるでノンフィクション映画を観ているような感覚になってしまう作品です。

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まとめ

芦辺拓氏の作品はお楽しみいただけましたでしょうか。

かなりバラエティに富んでいるので、飽きることなく楽しめると思います。

まだ読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

読書の楽しみが広がりますよ。

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