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綿矢りさおすすめ作品8選をご紹介~最後まで書ききることが大切~

シュールな世界観が味わえる、綿矢りさ氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきます。

高校在学中の17歳の時に、「インストール」という作品で、第38回文藝賞を受賞し、20年ぶりの最年少タイ記録で話題になります。

また同作品で2002年に第15回三島由紀夫賞の候補に挙がり、選考委員に高い評価を受けています。

そして、このデビュー作は2008年までに、70万部が発行されるベストセラーとなっています。

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綿矢りさおすすめ作品8選をご紹介~最後まで書ききることが大切~

2002年に大学へ進学し、在学中の2003年に「蹴りたい背中」という作品で、第130回の芥川賞を受賞し、再度注目を浴びます。

しかし、大学生活はあまり、楽しくなかったようで、創作活動でスランプに陥いったり、恋愛にも失敗したりするなど、アルバイトに没頭していたようです。

大学卒業後は、故郷の京都に戻り、専業作家として活動しています。

そんな綿矢りさ氏のおすすめの作品を8選ご紹介させていただきますので、お楽しみください。

『インストール』

受験勉強だけでなく、学校生活から、ドロップアウトすることを決めた女子高生の朝子と、ゴミ捨て場で出会った小学生のかずよしの話です。

奇妙な関係で繋がった二人が、ボロコンピュータで一儲けしようとするコメディタッチでありながら、大人への階段を上っていく冒険譚のように描かれれています。

ここがポイント

寂しさを埋め合わせるように関係しあう登場人物たちは、皆どこか不完全さを、そのキャラクターにしっかりと、根付かせていて、読む者の劣等感や絶望感を癒してくれます。

現実としてあり得そうであり、どことなくシュールさが漂う世界観を放っている作品です。

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『蹴りたい背中』

高校のクラスの中で、浮いている男女二人が、微妙な距離感を保ちながら、過ごしていく話です。

男は所謂、追っかけのオタクであり、女は他人との間に壁を作ってしまう性格だったのです。

そんな二人のハツと、にな川は、教室内で余り物となっていて、投げやりで、けだるい関係なのです。

人がそこにいるということ、そして、自分がここに存在しているということを確認するためには、誰か他の人との比較でしか知ることができないのです。

ここがポイント

目の前にいる友達が、自分以外の人に夢中で、自分に背をむけていた時、思わず蹴りたくなってしまいます。

真心を込めたサディズムな愛情を表現した作品です。

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『夢を与える』

物心つく前から、芸能界で仕事をしていた女の子、夕子の成功と失墜の話です。

子供でありながら、大人の世界の都合や責任を負わされても、順風満帆に子役街道を歩んできた夕子が、高校生になって恋愛をし、スクープされて、芸能活動が危機状態になっていきます。

ここがポイント

無理やり手に入れたものは、いつか離れていくというのは、悲しいですが、その通りだと思ってしまいます。

夢を与える立場にいるものは、短期間で消費されがちであり、人生を楽しむことを裏切り行為と言われて、初めて、夢を与えることの意味を知る夕子のことが切なく思ってしまいます。

無邪気な残酷さがみしみしと伝わってきそうな作品です。

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『勝手にふるえてろ』

26歳で未だに、初恋の彼を忘れられないOLのヨシカの話です。

愛してるけど、愛してくれない人、愛してくれるけど、愛せない人、どちらの人を選べば、幸せになれるのだろうか。

考えや発想、行動など、心の声はどれも別々に見れば、良くあることのように思えますが、それが合わさることで、主人公、ヨシカのクセになり、一歩はみ出した行動に走ってしまうものなのです。

ここがポイント

人は弱っていて、もがいている時は、なりふり構わず、クセだらけになっているのかも知れません。

不思議な感覚に陥ってしまう作品です。

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『かわいそうだね?』

誰もが心の底の方に、押し込んである本音が思わず、零れてしまう瞬間を描いた2編からなる中編集です。

「かわいそうだね?」は、優柔不断な彼氏と厚かましい元カノの振る舞いに、時に遠慮しながら悩み、感情を爆発させていく話。

「亜美ちゃんは美人」は、男では、到底分からないであろう、長年積み重ねた女同士の複雑な友情の構造が見えてくる話。

ここがポイント

どちらの話も心の奥底に潜めた言葉にならない感情を的確な表現で、全て白日のもとに晒してしまう技に満ちあふれています。

しみじみとした読後感に浸れる作品です。

文藝春秋
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『ひらいて』

彼女がいそうで冴えない男子のたとえに、恋をした人気者の女子高生の愛が、自分に振り向かない男子に恋愛感情が沸騰し、愛がとんでもない行動にでてしまう話です。

叶わぬ恋の自己嫌悪に陥りながらも、必死につかみ取ろうと、もがく愛の姿が少し強引すぎるように感じますが、それが愛の真直ぐな気持ちなのです。

見た目は大人でも、まだ精神的には未熟であり、だからこそこんな体当たり的な行動しかできない事に納得してしまいます。

ここがポイント

予想していた展開をさらに超えてしまう作品です。

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『しょうがの味は熱い』

同棲している男女の機微を描いた、2編からなる連作中編集です。

お互いに一緒にいたらすごく疲れるし、身を削られていくのに、どうしても離れられない二人が滑稽に思えてしまいます。

好きな相手といて、幸せを感じられないというのは、やはり何かが、欠けているからなのでしょうか。

お互いの人生を一緒にすることや、相手が何を考えているか分からないながらも、家庭を築いていくのは、想像もつかない位に難しいと感じてしまいます。

ここがポイント

細やかな心情描写が味わえる作品です。

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『憤死』

人間が誰しも持っている心の闇へ誘う、4編からなる連作短編集です。

ここがポイント

綿矢氏の作品は、シリアスであっても、コミカルであっても、漂う精神的な孤独感に魅力を感じてしまいます。

しかし、本作品はいつもの綿矢氏の趣向とはかなり離れていて、ホラー風味が濃厚になっています。

自分が無意識に何となく感じている、感情を文字で掘り起こしてくれるのが、綿矢氏の作品の魅力なのです。

日常で感じている嫌な出来事、違和感などを拾い集めて凝縮した作品です。

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まとめ

綿矢りさ氏の作品はお楽しみいただけましたでしょうか。

まだ、読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

読書の楽しみが広がりますよ。

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