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林真理子おすすめ12選をご紹介~女性のリアルさを巧みに描く~

人間の心理を巧みに描く、林真理子氏のおすすめの作品12選をご紹介させていただきます。

大学卒業後、アルバイトをしながらコピーライター養成講座に通い、広告制作会社に就職します。

そして糸井重里コピー塾に参加し、そこで絶賛されて、糸井氏の事務所で働くことになります。

その後独立し、初の作品である「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーになります。

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林真理子おすすめ12選をご紹介~女性のリアルさを巧みに描く~

1986年に「最終便に間に合えば」「京都まで」という作品で第94回の直木賞を受賞します。

1990年、36歳の時に結婚をし、44歳で長女を出産しています。

また、週刊詩や女性誌でも連載エッセイを執筆し、直木賞や吉川英治文学賞など、多くの文学賞の選考委員を務めていて、その活躍は目覚ましいものがあります。

2018年には紫綬褒章を受賞しています。

そんな林真理子氏のおすすめの作品12選をご紹介いたしますので、お楽しみください。

『ルンルンを買っておうちに帰ろう』

普通は胸の中にしまっておくような妬みやひがみなどのドロドロした感情を、包み隠さず、面白、可笑しく語った話です。

悩みやコンプレックスを明るく描いいているので、コミカルに感じてしまいます。

いろいろあったことを全て昇華して、現在の林真理子氏が出来上がったのだと思いました。

随分前の作品ですので、時代を感じるところはありますが、肉食で前向きな姿には惚れ惚れしてしまいます。

自虐的で毒舌で赤裸々だからこそ、自分自身を変える力があったのです。

ここがポイント

負の感情を逆に自身のパワーに変えていく林氏のバイタリティを感じる作品です。

KADOKAWA
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『葡萄が目にしみる』

自意識過剰の女の子の冴えない高校生活を描いている話です。

容姿や異性にモテるということにコンプレックスを持つ主人公の、ねたみとひがみ、憎悪そして、あきらめといった他人に知られたら恥ずかしい負の感情がリアルに描かれています。

ここがポイント

また思春期特有の、もどかしさや恥ずかしさ、悔しさ、切なさなど、いろいろな感情も丁寧かつ繊細に描かれています。

一般の青春小説のようなキラキラ感はありませんが、きっと多くの人が感じたであろうものが、すごくリアルに表現されていて、懐かしさのようなものを感じてしまいます。

読後の余韻が心地良い作品です。

KADOKAWA
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『最終便に間に合えば』

二十代後半から三十代にかけての女性が主役の5編からなる短編集です。

女性の繊細さ、視線の揺らぎ、そういったものを上手に掬い取って描かれています。

勿論、本当に女性がそう感じているかは分からないですが、大人の恋には欲があり、見栄があり、駆け引きがあるのです。

時間、仕事、世間体などの障害物の狭間を縫うようにして、登場人物たちは恋愛を楽しんでいるのです。

ここがポイント

時代が変わっても、人間の本質というものは変わらないものなのです。

男女の心理戦を巧みに描いた作品です。

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『本を読む女』

林氏の母親をモデルにした作品であり、時代と家族に振り回されて生きてきた、万亀(まき)の半生の話です。

万亀が生きた時代は、夢を持ってはいても、真面目で努力家であっても、簡単に叶う時代ではなかったのです。

ことに女性が思い通りに生きるなどという事が普通はできなかったのです。

ここがポイント

家族を母を疎ましく思いながらも、捨てることなどできなく、そのジレンマの中で、心の拠り所となったのは「本を読む」ことだったのです。

大好きな本を糧に、常に前向きに夢を持ち続けた、万亀にエールを送りたくなります。

本好きへの敬愛が詰まった作品です。

集英社
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『白蓮れんれん』

明治・大正・昭和に渡る、柳原白蓮さんの生涯を描いた話です。

実際に残されていた、膨大な数の手紙を元に描かれているので、女性の心の裏側、白蓮さんの家族やその夫、伝右衛門さんに対する感情が事細かに分かります。

そして愛することになる男に対しての感情や駆け引きなどが、生々しく描かれています。

女性達の意地の悪い感情や妬み、誰が悪いというよりも男も女も誰もが、暗い感情を持って、それを持て余して生きていたのです。

ここがポイント

波乱に満ちたその半生、華族出身で美貌の歌人という美点を差し引いても、読み応えのある、楽しめる作品です。

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『不機嫌な果実』

不倫する妻の心情を怖い程リアルにそして、正確に描いている話です。

恵まれた環境なのに、刺激のない毎日、物足りない夫ゆえ、行動を起こしてしまう主人公の麻也子。

不倫は一度するとクセになると言わんばかりの、不倫につぐ不倫が描かれています。

主人公の麻也子は最終的には夫と別れて、不倫相手と再婚するのですが、また、不倫をしてしまうのです。

ここがポイント

夫に足りないものを求める不倫ではなく、自分の心のままに突き進む欲望を満たすための不倫だったのです。

背徳感たっぷりで、読むだけで官能的な気分になれる作品です。

文藝春秋
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『みんなの秘密』

1話目の脇役が2話目の主人公に、2話目の脇役が3話目の主人公にといった具合いに描かれているリレー形式の12編からなる連作短編集です。

あの場面でこの人は、こんなことを考えていたのかとか、思いを巡らせながら楽しんで読み進めていけます。

家族を長年続けていくうちに、生じてくる軋みと戦いながら、それぞれが過不足なく安泰な生活をしているように見せかけて、実は密かに秘密や不安を抱えていたのです。

ここがポイント

男の単純さ、女のしたたかさが絶妙に描かれていて、ちょっと毒を含んでいて、人間の覗き見心を満たしてくれる作品です。

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『コスメティック』

コスメ業界を舞台に繰り広げられる、女性たちの戦いをリアルに描いた話です。

外資系のコスメ会社のPR担当として働くバリバリのキャリアウーマンの沙美。

そんな憧れのコスメ業界の裏側がリアルに描かれています。

また、仕事を頑張れば、頑張るほど、まともな恋愛は遠ざかっていき、結局、不倫や結ばれない愛しかできなくなってしまうのです。

ここがポイント

実に生き生きと女性の仕事への欲望を表現している魅力的な作品です。

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『花探し』

自分の美貌を武器にして、「愛人」という立場になり、贅沢な生活をする舞衣子の話です。

舞衣子は虚栄心が強く、若くて美しい自分の価値は他の何よりも高く、金や宝石を贈ることが、真の男の愛情であり、誠意としか受け取れないのです。

金を持っている男が自分を欲しがると、舞衣子は相手を愛することができ、舞衣子にとって愛は自然に発生するものではないのです。

一目ぼれ、無償の愛は舞衣子にとって無意味であり、関係ないのです。

ここがポイント

目の前の男が金を持っているかどうか、自分に使えるお金を持っているかどうかが重要なのです。

官能と欲望に溢れた作品です。

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『ミスキャスト』

どうしようもなく女にだらしない男が、不倫しまくった挙句に、人生に詰まってしまう話です。

不倫の末に離婚し再婚するも、現状に満足できず、勤務先の派遣社員、更には元妻の姪とも不倫関係になってしまうのです。

浮気をする男心のズルい心理をうまく表現していて、そんな男だからこそ、一度あったことは二度目があり、二度あったことは三度目があるのです。

ここがポイント

浮気する男の心理が良く分かる作品です。

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『聖家族のランチ』

家族の崩壊と再生の困難さが綴られた、衝撃極まりない話です。

前半は家族一人ひとりが悩みを抱えつつ、バラバラになっていく状況が描かれていて、それに反して後半はある衝撃的なことから家族が一致団結していく姿が描かれています。

家族のすれ違いは何が原因で起こってしまうのでしょうか、心が相手を求めたり、受け入れたりしなくなった時に起きてしまうのでしょうか。

ここがポイント

始まりは、嵐の前の静けさのようであり、それが徐々に途轍もない大きな出来事に変貌していくのです。

思いもよらなかった展開の作品に驚きます。

角川書店
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『野ばら』

フリーライターの萌とタカラジェンヌの娘役トップを目指す、千花のそれぞれの恋愛の話です。

あと少しで、幸せに手が届くのに、どこかに不安がつきまとい、恋の儚さを感じてしまいます。

煌びやかな世界にいるからこそ、悩んだり、葛藤してしまうのです。

女性たちが、現実の恋を掴むために過ごす日々には、美しい輝きもありますが、翳りも存在するのです。

ここがポイント

幸福と不幸は隣合わせにあるという事を教えてくれる作品です。

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まとめ

林真理子氏の作品はお楽しみいただけましたでしょうか。

まだ、読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

読書の楽しみが広がります。

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