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石川智健おすすめ8選をご紹介~緻密な取材でリアリティ感を描写~

スピード感のある筆致の石川智健氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきます。

大学時代にアレクサンドル・デュマの作品に出合い、作家を志し、25歳の時に執筆した「グレイメン」という作品で、2011年にゴールデン・エレファント賞の第2回大賞を受賞します。

2012年に同作品が、日米韓で刊行となり、26歳の時に作家デビューを果たします。

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石川智健おすすめ8選をご紹介~緻密な取材でリアリティ感を描写~

また、後に執筆した「エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守」という作品は、経済学を絡めた斬新な警察小説として、人気を博しています。

現在も企業に勤めながら、積極的な執筆活動を続けていて、「書くことは、食事をすることと同じくらい自然なこと」と思っているそうです。

毎日時間を決めて執筆しているそうで、執筆速度はかなり、早いそうです。

そんな石川智健氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきますので、お楽しみください。

『グレイメン』

自殺しそうな人を助ける代わりに、自分に協力させる灰色づくめのグレイという男の話です。

宝石店で働く遼太郎は、職場でのいじめに耐えかねて、自殺しようと思っていた時に、灰色の服装に身を包む「グレイ」に救われるのです。

そして遼太郎と同じようにグレイに救われた人たちが集まり、ある計画を実行しようとしていたのです。

やがて、グレイの真の目的に気付き、そしてそれは、弱者が虐げられている社会、それ故の国家への復讐だったのです。

ついに、とある計画が12月24日に決行されるのです。

ここがポイント

日本社会の弱肉強食感が味わえる作品です。

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『エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守』

エウレカの確率シリーズの第一弾であり、解決の糸口がつかめない連続殺人事件を、行動経済学者とプロファイラーが解き明かしていく話です。

行動経済学者、伏見真守は相棒に指名された、自信喪失気味の女性刑事、麻耶と一緒に経済行動学の観点から、図太いプロファイラーと競い合って、事件に挑んでいきます。

噛み合わないまま、ストーリーは展開していき、意外な殺害方法が明らかになっていきます。

ここがポイント

プロファイリングでカバーできないタイプの犯罪を、カバーできる行動経済学という真新しい切り口が威力を発するのです。

プロットが複雑で味のある作品です。

講談社
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『もみ消しはスピーディーに』

警察の不祥事のもみ消しを仕事とする、リスクヘッジ社VS監察官の話です。

不祥事をもみ消すための第一原則は、スピードであり、遅くなればなるほど、情報漏洩の危険性は増大し、不正が明るみに出る確率が上がってしまうのです。

リスクヘッジ社の近衛怜良、監察官の和久井勝也、出版社の最大手である時代社の鮎川譲の3人を中心として、誰が先に警察官の不祥事を掴んで、対処するのか、それぞれのプライドをかけての競い合いが見どころです。

ここがポイント

新しいタイプの警察小説作品です。

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『60誤判対策室』

刑事と検事と弁護士で構成された「誤判対策室」という組織が、死刑囚の冤罪を調査する話です。

無罪を訴える死刑囚の再調査を行う為に発足した組織であり、そして半年後、ある情報から一つの事件の再調査に、本格的に乗り出していきます。

しかし、当の死刑囚は一貫して罪を認めて、死刑を望んでいたのです。

ここがポイント

果たして再調査する意味はあるのだろうか、重いテーマ故、中盤以降は手に汗握る展開になっていきます。

あり得ない言動に唖然とさせられるも、エンタメ効果は抜群であり、その一方で事件の解決そのものに、敢えて多大な含みを残している作品です。

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『法廷外弁護士 相楽圭 はじまりはモヒートで』

主人公の女性、中野奈々がバーで出会った二人の弁護士と一緒に、法廷外、つまり裁判以外の方法で案件を解決していく3編からなる連作短編集です。

裁判所に出廷することなく、示談での決着をモットーにした、超善人弁護士兼バーテンダーの主人公、相良と雇用主である超エリート弁護士暮坂は、自他ともに認める程、金に汚く手段を選ばないのです。

暮坂は金にならない案件は全て、相良に押し付けてしまうのです。

ここがポイント

その二人の微妙な関係が緊張感を生み、巻き込まれ女子大生を交えて、面白、可笑しく展開していく作品です。

『ため息に溺れる』

開業医の養子に入った跡継ぎが、不審な死を遂げ、遺書もあり自殺と判断される話です。

若くて容姿も頭もよい医師が、何故自殺をしたのか、腹を切り遺書を書いてから首を切ったという不自然な死に方に、彼の妻は納得がいかず、警察に再調査を依頼するのです。

跡継ぎが死んだという単純なものではなく、死んだ男の出生、性格、生き方が見えてくる事によって展開が少しずつ変化していきます。

ここがポイント

「ため息に溺れてしまいました」という遺書にしては、すこし詩的過ぎる文章も伏線であったかのように感じてしまいます。

エピローグでどんでん返しがある作品です。

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『キリングクラブ』

サイコパスの中でも1%の人間しか入会できないキリングクラブのゲストが、次々に殺される話です。

そのクラブにウエイターのアルバイトとして働くことになった藍子、働くうちにメンバーの一人であるジャーナリストの青柳が生きたまま開頭され、偏桃体を切り取られる事件が発生します。

そして、また一人、また一人と同じようにサイコパスの人間が殺されていくのです。

ここがポイント

一体、誰が何の目的でそんなことを行っているのか、退屈を忌避するための単なる発想なのでしょうか。

スピード感のある展開でワクワクしながら読める作品です。

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『20誤判対策室』

「60誤判対策室」の続編であり、殺人事件の犯人として出頭後、否認に転じた元裁判官が、誤判対策室の有馬に取り調べを指名してきた話です。

殺人犯にゲームを仕掛けられ、過去の殺人事件を洗いなおすと、驚く事実が判明するのです。

そして殺人の証明ができなければ、娘の命を奪うという、仕掛けられたゲームに有馬は巻き込まれていくのです。

キーワードは20号手当であり、犯人の動機が不明なまま、拘留機関のタイムリミットが迫ってきます。

ここがポイント

果たして、真相にたどり着けるのか、手に汗握る展開で、まさかの禁じ手で追いこんでいきます。

かなり読み応えのある作品です。

講談社
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まとめ

石川智健氏の作品はお楽しみいただけましたでしょうか。

まだ読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

読書の楽しみが広がりますよ。

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