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鮎川哲也おすすめ8選をご紹介~アリバイ・トリックの本格派~

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当サイトが厳選した、鮎川哲也氏のおすすめ作品を8選ご紹介させていただきます。

大学卒業後、GHQ勤務のかたわら、数々の筆名で雑誌に投稿を続け、1948年、『ロック』1月号に「月魄」、同8月号に「蛇と猪」という作品を発表します。

そして1950年に『宝石』の100万円懸賞部門の長編部門に「ペトロフ殺人事件」が第一席で入選し、小説家デビューを果します。

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鮎川哲也おすすめ8選をご紹介~アリバイ・トリックの本格派~

その後も数々の名作を送り出していて、寡作ながらも、一貫して本格推理小説路線を歩み、シリーズ物も数多く発表しています。

また、1990年には、東京創元社主催の長編推理小説新人賞である「鮎川哲也賞」が創設され、1993年からは『本格推理』の編集長として、新人作家の発掘に尽力していました。

83歳でその生涯を閉じるまで、推理小説界に多大な功績を残し、没後、第6回日本文学ミステリー大賞が送られています。

そんな鮎川哲也氏のおすすめの作品を8選ご紹介いたしますので、どうぞ、楽しんでください。

『黒いトランク』

鬼貫警部ものシリーズの第二弾であり、トランク詰めの死体が汐留駅で発見されるところから始まる話です。

犯人と思われるその男も溺死体となって発見され、事件が難航する中、鬼貫が真犯人に迫っていきます。

事件そのものも魅力的であり、どんどんと謎が増えていくのも、ミステリー好きには堪らなく楽しめます。

ここがポイント

絶対に崩れそうもないアリバイが崩れていく様は圧巻です。

これが本格ミステリー作品なのです。

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『リラ荘殺人事件』

星影龍三シリーズ第一弾であり、山荘で発生する連続殺人の謎を追う話です。

警察を嘲笑するかのごとく、死体の傍らにトランプのスペードのカードを残す意図は何なのだろうか。

ここがポイント

心理とアリバイトリックが入り混じった、緻密な複合パズルのように大胆な発想に驚かされます。

ミステリーとしては驚くほどたくさんの要素が詰め込まれている凄い作品です。

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『五つの時計ー鮎川哲也短編傑作集<1>』

トリックが非常に手の込んでいる作品ばかりが収録された10編からなる珠玉の短編集です。

ここがポイント

あの江戸川乱歩氏が編集長を務める『宝石』に鮎川氏が発表した10編であり、江戸川氏の紹介文が付いていて、レアです。

傑作選なので、個々のレベルも高く、鬼貫シリーズ、星影シリーズが交互に並ぶ構成とか、短編集にしてはかなり厚いのですが、飽きを感じず読むことができます。

こんな贅沢な短編集なので、読後感は何かすごく得した気分になれます。

『黒い白鳥 鬼貫警部事件簿/鮎川哲也コレクション』

鬼貫警部ものシリーズの第三弾であり、紡績会社の社長の射殺死体が、線路わきに横たわった姿で発見されるところから、話は始まります。

ここがポイント

時刻表トリック、アリバイ工作、社会的な問題設定等、本格ミステリーの王道をいくストーリー展開です。

靴を擦り減らして東奔西走する鬼貫警部、そして目まぐるしく変わる、ドラマチックな展開にもかなり楽しめます。

鮮やかなトリックが味わえる作品です。

『憎悪の化石 鬼貫警部事件簿』

鬼貫警部ものシリーズの第四弾であり、熱海の旅館で見つかった男の刺殺死体の犯人探しから始まる話です。

何と容疑者は12人もいて、いずれのアリバイも強固なものだったのです。

そして、いつもながらの鬼貫警部の地道なアリバイ崩しの捜査が始まっていくのです。

ここがポイント

複雑な展開と綿密なプロットに翻弄されますが、本格ミステリーの醍醐味を十分味わえることができます。

ラストにタイトルに込められた意味が分かります。

『死のある風景』

鬼貫警部ものシリーズの第八弾であり、一つの自殺ともう一つの殺人事件が交わっていく話です。

ここがポイント

つかみどころのない事件が段々と意外な様相をみせてくる展開が見どころです。

そして思いもしなかった人物が容疑者として浮上してきて、クライマックスのアリバイ崩しが始まるのです。

派手さはありませんが、完成度の高い、読み応えのある作品です。

『死者を笞打て』

鮎川哲也氏の作品「死者を笞打て」に盗作の疑いがかかり、その疑いを晴らすため、鮎川氏自身が調査に乗り出す話です。

文中には鮎川氏や編集者たちが滑稽で軽薄であり、女性編集者へのセクハラ的な行為とか、女流作家への邪な感情などが、赤裸々に描かれています。

今までの鮎川氏の作品とは一風変わっていますが、伏線もいくつか張り巡らされていて、楽しめます。

ラストの意外な結末に驚きます。

『鍵孔のない扉 鬼貫警部事件簿』

鬼貫警部ものシリーズの第十二弾であり、音楽家夫婦の妻の浮気相手が殺され、その夫に疑いがかかる話です。

密室殺人に重点を置いているように見せかけて、やはりアリバイトリックを見破るところに主眼を置いています。

そして事件が迷宮入りしそうなタイミングで鬼貫警部が登場し、犯人の心理から行動を推察し、紐解くように真相に迫っていきます。

ここがポイント

不可能犯罪とサスペンスが融合した作品です。

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まとめ

鮎川哲也氏のの作品はいかがでしたでしょうか。

本格ミステリーの醍醐味を十分に味わって頂けると思います。

まだ読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

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