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高橋克彦おすすめ作品8選をご紹介~極限の状況の人間を描く~

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当サイトが厳選した、高橋克彦氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきます。

大学卒業後、浮世絵の研究者となり、しばらく、短期大学の専任講師を務めます。

1983年に「写楽殺人事件」という作品で、第29回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビューを果し、1992年に「緋(あか)い記憶」で第106回直木賞を受賞します。

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高橋克彦おすすめ作品8選をご紹介~極限の状況の人間を描く~

ミステリー、伝記小説、ホラー、時代小説など幅広いジャンルにわたって活躍をしている高橋氏ですが、特に、時代小説への思い入れは大きく、歴史小説の面白さは極限の状況に置かれている人間を描くところにその醍醐味があると語っています。

そして、その楽しみ方としても、日常では絶対経験できないような世界に、踏み込んでいくことだそうです。

そんな高橋克彦氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみください。

『写楽殺人事件』

謎に包まれた浮世絵師、東洲斎写楽の正体を若い研究者が解明していく話です。

短期間に独特の浮世絵を大量に描き、そして消えた謎の絵師である写楽、その謎を解く書籍を見つけた若き研究者は、それに夢中に取り組んでいきます。

ここがポイント

写楽の謎と殺人の動機が絶妙に組み合わされた、鮮やかなストーリー展開に引き込まれてしまいます。

浮世絵を巡る展開から殺人が起こり、そこにいくつもの社会的性格を見ることができます。

歴史系や絵の好きな方には堪らない作品です。

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『総門谷』

UFOやエイリアン、神話や古代遺跡など、伝奇好きにはたまらなく楽しくなる、SFチックな話です。

ここがポイント

岩手県の遠野に現れたUFOを偶然見てしまった人たちの描写からストーリーは展開していきます。

宇宙人かと思えば、謎の秘密組織が暗躍し、秘密を探る主人公たちの前に敵が立ちふさがっていくのです。

そして地球全体を巻き込んだ、人類滅亡の危機へとなだれ込んでいくのです。

まさしくSF伝奇超大作です。

『ドールズ』

ひき逃げに遭った7歳の少女は言葉を失い、そして人形に対して異常な関心を示しだす話です。

事故をきっかけに少女が取る様々な奇行、少女の何が変わったのか、本当に少女自身なのだろうか。

7歳の少女の中に何かが入り込み、酒、タバコを口にしたりと、異様な行動が目立っていきます。

彼女の心の中には何が潜んでいるのか、何故、彼女は深夜にひき逃げに遭ったのか、そしてそれらはやがて、一つの真実へと繋がっていくのです。

ここがポイント

ホラーですが、何故か安心して読める作品です。

角川書店
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『緋(あか)い記憶』

全体的に伝奇・ホラー色が強い7編からなる短編集です。

どの話も「記憶」が主題になっていて、自分の記憶が急にあやふやになったり、心細くなったり、突然に嫌なことを思い出したりと、記憶とは、とても厄介な代物なのです。

ここがポイント

昔の自分があるから、今の自分がある、楽しい記憶も、嫌な記憶も、今の自分を形成しているのです。

記憶の謎が解明されていく過程が、実に面白く描かれていて、自分に都合のいいように作り変えられているのです。

自分の記憶を辿れば、本当にありそうな話ばかりで、少し怖くなってしまう作品です。

『私の骨』

人間心理の奥底に潜む恐怖を描いた7編からなるホラー短編集です。

ここがポイント

東北が舞台になっていて、静寂と仄暗い雰囲気が共通しているので、怖さを一層引き立てています。

得体のしれないものの怖さ、生きた人間の怖さが堪能でき、どの話にしても、物語が進むにつれて、少しずつ、かみ合わなくなっていく様が徐々に怖さを増していくのです。

じわりじわりと迫りくる恐怖が味わえる作品です。

『だましゑ歌麿』

喜多川歌麿の妻が、惨殺された事件を幕閣に妨害されながらも真相に挑んでいく、同心、仙波一之進の話です。

回り道をしながらも事件の真相に一歩一歩迫っていく、同心、仙波一之進の執念が凄まじく描かれています。

残忍な殺しを発端として、老中、松平定信や長谷川平蔵、後の葛飾北斎など、実在の人物と同心、仙波が出会い、謎を解きながらも、寛政の改革や戦いなども描かれていて、実に盛りだくさんで楽しめます。

ここがポイント

不思議な世界に浸れる、時代ミステリー作品です。

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『おこう紅絵暦』

北町奉行所、筆頭与力、仙波一之進の妻にして、元、柳橋芸者のおこうと、嫁に優しい舅の一之進の父の左門が江戸の街の難事件に挑む12編からなる短編集です。

単なミステリーの謎解きに終わることなく、事件の裏に潜んでいる、人間模様が巧みに描かれています。

情の哀しさや温かさにほろりときてしまったり、当時の価値観や生活風俗なども織り交ぜていて、とても楽しめます。

ここがポイント

先入観にとらわれることなく、しっかりとした自分の意志を持った、おこうに惚れ惚れしてしまう作品です。

『春朗合わせ鏡』

春朗(後の葛飾北斎)が北町奉行、筆頭与力の仙波一之進とその妻、おこう、そして元女形の蘭陽らと協力して、難事件を解決する7編からなる短編集です。

ここがポイント

一つの話にゲストとして、登場した人物が、次の話の仲間になっていくという構成がとても楽しめます。

また春朗が、後に日本全国の名所を絵にしている謎解きも含め、実話と創作の境目が実に面白く描かれています。

春朗と蘭陽の掛け合いがとても面白く、バラエティー豊かな作品です。

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まとめ

高橋克彦氏の作品を楽しんでいただけましたでしょうか。

歴史の1ページにタイムスリップしたかのような気分に浸ったり、思いもよらない恐怖の世界に引きずりこまれたりと楽しんでいただけたと思います。

まだ、読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

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