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怖くても読みたい!サスペンスホラー小説おすすめ30選のご紹介

小説好きな方の中でもホラー要素がある、サスペンスを読んでみたいと思う方に、おすすめの作品30選をご紹介させていただきます。

・背筋が凍りつくような怖いものが 読みたい。
・いろいろな種類の怖さが知りたい。
・人気があるサスペンスホラーが読みたい。

このようなご要望にお応えできて、ただ怖いだけの内容ではなく、サスペンス小説としても大変楽しめるものばかりご紹介させていただきますので、お楽しみいただけると思います。

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怖くても読みたい!サスペンスホラー小説おすすめ30選のご紹介

怖いもの見たさという言葉がありますが、怖かったら見なければいいのにと思っても、何故か気になって見てしまうものなのです。

そんなあなたに、おすすめのサスペンスホラー小説30選をご紹介させていただきますので、お楽しみ下さい。

1.『天使の囀り』貴志祐介

アマゾンの調査隊に参加したメンバーが、次々と異常な方法で自殺をしていくという話です。

ここがポイント

怖くてこれ以上読めないという方が、続出するほど怖いのです。

それでもやっぱり怖いもの見たさの心理に駆られて、読んでしまうようです。

恐怖が消えかけた時、もう一度読むと、更なる恐怖がよみがえってくるのです。

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2.『黒い家』貴志祐介

生命保険金犯罪をテーマにしながらも、人間心理の奥底に潜むものを描いた話になります。

情景描写がうまく描かれていて、何度読んでも飽きがこないと評判です。

1997年の第4回日本ホラー小説大賞を受賞しています。

ここがポイント

何が怖いって、人間が一番怖いということが解る作品なのかもしれません。

3.『汚れた檻』高田侑

うだつのあがらない、29歳の青年がペットビジネスに転職してから、闇の世界へ落ちていく話です。

話の展開にスピード感があり、読者を飽きさせることなくグイグイと引き込んでしまいます。

ここがポイント

実際にあった埼玉県の「愛犬家連続殺人事件」をモデルとしているようです。

怖いのに後戻りできないくらい、底なし沼のように、引き込まれてしまいます。

4.『うなぎ鬼』高田侑

借金で首が回らなくなった男が、取立て会社に身売りされ、転落していく様を描いた話です。

漫画でも出版されていて、大変人気があります。

人間の感情と、欲と罪の深さが描かれていて、妙に余韻が残ってしまいます。

ここがポイント

人間の真の怖さが解る、作品に間違いありません。

5.『黒面の狐』三津田信三

戦後まもない北九州の炭鉱で発生した、不可解な怪死事件にまつわる話です。

ホラーとミステリーの要素を合わせ持った内容で、話は展開していきます。

ここがポイント

筆者が数年を費やした作品であり、炭鉱の内部事情まで深く切り込んでいるのが分かります。

探偵が活躍する展開が好みの方には、うってつけの作品だと思います。

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6.『ついてくるもの』三津田信三

「本当にあった怖い話」のような、短編7選が詰まったホラーです。

全体的に背筋にゾクッとくる話が集められていて、何とも言えない後を引くような感覚に陥ってしまいます。

ここがポイント

静かで迫りくる恐怖感を味わいたい方には、至極の1冊になること間違いないと思います。

7.『記憶の食卓』牧野修

ふたつの物語が別々に展開していき、最後には融合してしまう、ホラーミステリーです。

話のスピード感もあり、サクサク読める内容になっていて、ゾクゾク感も満載です。

ここがポイント

驚きの連続があり、チャーハンを食べるとき、思い出してしまい、微妙に怖くなるかもしれません。

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8.『そこに、顔が』牧野修

自殺した父親の日記から、浮かび上がる数々のホラー現象の記述に視点をあてた話です。

ここがポイント

幽霊がテーマの本格ホラーであり、怖がらせる描写が随時に盛り込まれています。

夜、自分の家の壁とか天井を見るのが怖くなるかもしれません。

9.『墓地を見おろす家』小池真理子

ここがポイント

広大な墓地に囲まれた新築マンションに越してきた、一家に起こる奇妙な出来事を綴った話です。

かなり前に書かれた作品ですが、現在、読んでも何ら古さを感じさせない正統派ホラーです。

最後まで気を抜けない、緊迫感に包まれながらの怖さが、クセになってしまいそうになる作品です。

10.『怪談』小池真理子

じわりじわりと、迫ってくるような恐怖が味わえる7編からなる短編集です。

ふとした瞬間によぎるゾクッとした瞬間の気配が、うまく描かれていて、単に怖いだけでなく、女性独特の感覚が生かされています。

どの話も一筋縄ではいかないような、感覚に陥ってしまいます。

ここがポイント

経験したことのないような、不思議な世界観に浸れる作品です。

11.『血の季節』小泉喜美子

幼い少女を惨殺した犯人が捉えられた独房で、奇妙なことを話始めるところから話はスタートします。

「このミステリーがすごい!2014年版」の企画である、「復刊希望!幻の名作ベストテン」第2位作品です。

ここがポイント

現在のミステリーとは一味違う、幻の名作ミステリーと言われている作品です。

12.『1303号室』大石圭

湘南の海が一望できるマンションの最上階の1303号室で、頻繁に起こる謎の自殺を取り上げた話です。

書籍の表紙の美人な女性とは裏腹に、その内容の恐怖から抜け出れなくなってしまうのです。

ここがポイント

何とあの「呪怨」の原作者の作品であり、恐怖の渦の中に巻き込まれてしまいそうになります。

13.『粘膜人間』飴村行

ここがポイント

「本当は怖いおとぎ話」のような話です。

スラスラと読みやすい文体なのに、独特の世界観があり、完成度の高さがうかがえます。

第15回日本ホラー小説大賞、長編賞を受賞した作品で、筆者の処女作でもあります。

この手のグロ小説が好きな方には、堪らない1冊だと思います。

14.『屍鬼』小野不由美

人口1300人の村で発見される3体の腐乱死体、そこから話が始まるのです。

ここがポイント

日本の田舎の閉鎖的な部分が、巧妙に描かれているので、臨場感が味わえます。

アニメ化、漫画化されるほど、絶大な人気があります。

全5巻からなる長編の作品なので、じっくり恐怖を味わいたい方には打って付けの作品です。

15.『リカ』五十嵐貴久

出会い系サイトで出逢ったリカという女性と、対決する様を描いた話です。

ここがポイント

単なるストーカーとの対決に思えない、身の毛もよだつ展開になっていきます。

第2回ホラーサスペンス大賞受賞作品です。

読み始めるやいなや、怖さに後悔しても、後戻りすることはできないのです。

16.『鼻』曽根圭介

ホラーユーモア的内容の3篇からなる短編集です。

非現実的な話ばかりなのですが、何故か引きつけられてしまうのです。

日本ホラー小説大賞の短編賞を受賞した作品です。

ここがポイント

独特の不気味な世界観があり、楽しめて、少し恐怖も味わる作品です。

17.『夜は一緒に散歩しよ』黒史郎

母親が亡くなってから、幼稚園に通う娘が奇妙な絵を書き始めたり、奇行を行うようになる内容が綴られている話です。

だんだんと日常が壊れていき、じわじわと徐々に沸き上がってくる怖さが実感できます。

第1回「幽」怪談文学賞大賞を受賞した作品です。

ここがポイント

何とも言えない怖さなので、2度読みは、できないと思います。

18.『二十螺旋の悪魔』上・下 梅原克文

人間のDNAを視点においた、SFバイオホラーです。

派手なアクションがあったり、サイバーパンク描写があったりして楽しめます。

ここがポイント

まさにハリウッド映画の醍醐味を味わえるかのような展開に、興奮してしまいます。

SFものが好きな方には、見逃せない1冊です。

19.『ぼっけえ、きょうてえ』岩井志麻子

明治から大正にかけての岡山を舞台にした、4話からなる、短編集です。

表題のぼっけえ、きょうてえとは「とても、怖い」という意味であるようで、表題の作品の他に、「密告函」「あまぞわい」「依って件の如し」の3点が収められています。

ここがポイント

貧困社会ゆえの惨劇が、とてもリアルに描かれています。

第13回山本周五郎賞、第6回日本ホラー小説大賞をそれぞれ受賞しています。

女性の観点からの描写に、違った怖さを感じてしまう作品です。

20.『夜までに帰宅』二宮敦人

「夜」をテーマにしている、高校生が遭遇するサバイバルホラーです。

ここがポイント

人間社会の恐ろしさが表現されていて、ハラハラ・ドキドキ感が連続します。

話のテンポもよく、さらりと読めるものを探している方には、かなりおすすめです。

21.『祝山』加門七海

肝試しを行った旧友から、相談のメールが、届くところから始まるリアルホラーです。

ジワリジワリと忍び寄る怖さが、実感できます。

最近ホラー系小説を読んだ方の中でも、一番怖かったという感想が多いようです。

ここがポイント

誰の身にでも起こりそうな、隣にある恐怖を味わえる作品です。

22.『死霊列車』北上秋彦

ここがポイント

東京と出雲で発生した謎の狂犬病により、日本がゾンビ化の危機に、さらされるというタイムリミットホラーです。

まるで映画のようなストーリー展開なので、飽きることなく楽しめます。

列車の描写がかなり詳細に描かれているので、あたかも列車の乗客になったかのような気分に浸ることができます。

23.『赤いべべ着せよ』今邑彩

鬼女伝説が伝わる街で起こる、幼女殺人に絡むホラーミステリーです。

ここがポイント

人間の心理状態の変化は本当に紙一重の感覚であり、こうも変貌してしまうのかと思ってしまいます。

まさに現実味がある恐怖を味わうことができます。

衝撃のラストで、さらに驚くこと間違いない作品です。

24.『深く深く、砂に埋めて』真梨幸子

過去に一世を風靡したひとりの女優による、転落していく男たちを描いた話です。

ここがポイント

社会を生き抜く為、自分の願望に正直な女性の姿が、手に取るように分かります。

その正直さと類いまれな美貌が、男たちを狂わせていったのです。

ラストのシーンでこのタイトルにした意味が、しっくりくるのが解ります。

25.『夜市』恒川光太郎

「夜市」「風の古道」の2篇が収められている、ファンタジーホラーです。

ここがポイント

いつも見ている当たり前の世界の向こう側には、「世にも奇妙な物語」風な違った世界が存在しているのです。

「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しています。

終わりのない「怖さ」が感じられる作品だと思います。

26.『おしまいの日』新井素子

幸せだった夫婦に、突然訪れる危機を描いたサイコホラーです。

ここがポイント

ひとりの主婦が遭遇する「正常」と「異常」は、本当に紙一重なのかもしれません。

夫婦にとって、人間にとって、大切なものは何かを教えてくれる1冊だとおもいます。

27.『アミダサマ』沼田まほかる

産廃処理場の冷蔵庫の中から発見された幼子のミハル、そのミハルの周りで起こる事象に、端を発し展開していくホラーサスペンスです。

人間の欲望、傲慢が良くわかる作品であり、仏教の世界も垣間見ることができます。

ここがポイント

得体のしれない安心と、恐怖が同時に味わえる作品です。

28.『夜行』森見登美彦

10年前、京都鞍馬の火祭りで仲間の一人が失踪したことに端を発するファンタジーミステリーです。

風景描写がとても秀逸なので、あたかも実際そこにいるような、気分になってしまいます。

読んでいけばいくほど、段々と不思議な気持ちになっていくのが解ります。

ここがポイント

幻想と現実が交錯するような世界を、感じ取っていただけると思います。

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29.『ぼぎわんが来る』澤村伊智

「ぼぎわん」という得体の知れないものに振り回されてしまう、ノンストップホラーです。

今まで読んだホラーサスペンスの中で、最高に怖かったとの声もかなり多いのも分かります。

ここがポイント

正体の分からない恐怖から、逃れるすべは果たして見つかるのでしょうか。

選考委員全てが賞賛して、第22回ホラー小説大賞を受賞しています。

30.『お見世出し』森山東

古都京都を舞台にした3篇を収録したサスペンスホラー短編集です。

表題の他には「お化け」「呪扇」が収められていて、京都ならではの、様々なしきたり等が分かりやすく描かれています。

第11回日本ホラー小説大賞短編賞をタイトルの「お見世出し」で受賞しています。

ここがポイント

表紙の怖さに圧倒されるかもしれませんが、中身にはもっと圧倒されます。

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まとめ

怖いけど、読んでみたい、そんなサスペンスホラー小説を30選、厳選してご紹介させていただきました。

きっとお気に入りのサスペンスホラー小説を見つけていただけると思います。

この機会に少しだけ、作品の中へ足を踏み入れていただき、怖さに浸ってみてはいかがでしょうか。

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