誉田哲也氏のおすすめ小説をランキング形式で、10選ご紹介させていただきます。
誉田氏といえば「姫川玲子シリーズ」があまりにも有名ですが、その他の作品も見逃すことはできません。
これからご紹介させていただく作品は、誉田哲也氏の幅広い作風をもとに厳選したものばかりです。
誉田氏は小学校時代は漫画家に憧れて、中学に入ると音楽に目覚めて漫画家を諦め、音楽に没頭しますが、30歳を目前に音楽も諦めてしまいます。
そして小説家の道を歩み始めるのです。
大手サイトを参考に人気作品を選定してますので、初めて読む方でも作品の良さを実感できると思います。
濃密な経験をした誉田氏の作品を、どうぞお楽しみください。
誉田哲也のおすすめ作品ランキング10選【姫川シリーズだけじゃない!】
幅広い作風の誉田哲也氏の作品の特徴はなんといっても、女性を主人公にしたものが多く、かなりの作品が映像化されています。
そんな誉田哲也氏の作品を様々なランキングデータに基づいて、特に人気のある10選を厳選してご紹介させていただきます。
10位:『ハング』
冒頭は軽いタッチで始まりますが徐々にハードになり、まるでハードボイルドになってしまう、そんな作品です。
次々と目まぐるしく変わる展開に、ページをめくる手が止まらなくなってしまいます。
登場人物が次々に死んでいく、そんな醜悪な事件に捜査一課の堀田班が挑んでいくのです。
ここがポイント
やりきれなさが残る結末ですが、作者の社会に対する憎悪の顕れを示しているようにも思えます。
一読していただければ、その意味が分かると思います。
9位:『ブルーマーダー』
姫川玲子シリーズの6作目の作品であり、かなりエグい場面が次々と登場します。
ここがポイント
反社会勢力を暴力で圧倒するさまは、描写としてはエグいのですが何故が気持ちよさも残ります。
そしてその相手に立ち向かう、姫川玲子のドライさにはシビレてしまいます。
テンポのいいストーリー展開に、巻き込まれること間違いない作品です。
8位:『感染遊戯 警部補 姫川玲子』
姫川玲子シリーズでありながら、今回、姫川は脇役に徹しているのです。
ここがポイント
なんの関連もない事件が、最終的につながっていくという、ストーリー展開になっています。
感染の意味が徐々に判明していくさまに、興味津々となり、目が離せません。
伏線が最後の最後に回収されていき、かなり楽しめる作品です。
7位:『ジウ(Ⅰ)ー警視庁特殊犯捜査係』
ジウシリーズ第一弾の作品であり、人質籠城事件を解決するために、二人の性格の全く違う女性警官が挑む話です。
スピード感のあるストーリー展開なので、飽きることなく読み進んでいけます。
ここがポイント
二人の女性警官の対比にドキドキ感を覚えながらも、次のストーリーに伏線を張っているような感覚に陥ります。
ジウシリーズの初めの一歩であり、かなりハマってしまうと思います。
6位:『ヒトリシズカ』
ストーリーごとに主人公が変わる5編からなる連作短編集です。
しかし最終的には一つに繋がる流れになっていて、物語は展開していきます。
伊東静加という一人の女性を浮き彫りにしていくさまは、大変興味をそそられ驚きを隠せません。
ここがポイント
不思議な魅力を備えた作品であり、もう一度読み返したくなってしまいます。
5位:『インビジブルレイン 警部補 姫川玲子』
ここがポイント
姫川玲子シリーズでありながら、衝撃的なシーンはそれほどありませんが、姫川の女性たる一面が垣間見ることができます。
そうは言っても、いつもの安定した面白さは健在です。
暴力団がらみの殺人事件の話ですが、警察組織の内部まで浮き彫りにされます。
映画化もされていて、誉田氏の作品の中でもかなり人気があります。
4位:『武士道シックステーン』
小さい頃からひたすら剣道に打ち込む女性、香織、そんな香織が剣道の試合で出会った早苗。
そんな二人が主人公になり、織りなす青春ストーリーです。
誉田氏が描く警察小説のイメージとは全然別ものであり、誉田氏のジャンルの広さに驚いてしまいます。
ここがポイント
共感・感動したいと思う方には、かなりおすすめの作品です。
3位:『シンメトリー 警部補 姫川玲子』
七つのストーリーが詰まった短編集であり、主人公は勿論、姫川玲子です。
サクサク読めて、彼女の魅力がかなり堪能できます。
ここがポイント
短編なのに長編のような面白さが、ギュッと詰まっているような感覚さえ覚えます。
姫川玲子シリーズのファンにとっては外せない、彼女の魅力がいっぱい詰まった作品です。
2位:『ソウルケイジ』
姫川玲子シリーズの第二弾であり、姫川の女性らしい一面も伺えます。
ストーリー的には切ない事件であり、子供に対する父親の想いが描かれていて、切なくなってしまいます。
ここがポイント
魅力的な登場人物の活躍に胸が躍る反面、驚くべき事実が次々に浮かび上がる作品です。
1位:『ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子』
誉田哲也氏と言ったら、ストロベリーナイトというくらいご存知の方も多いと思います。
姫川玲子シリーズの第一弾であり、彼女の衝撃のデビュー作品です。
ここがポイント
グロい表現がかなり出てきて、リアル感タップリで、ハラハラ、ドキドキの連続です。
この作品で、このシリーズにハマってしまう、読者の方が多いのも頷けます。
《まとめ》
多種多様な作風で描く、誉田氏の作品のご紹介はお楽しみ頂けましたでしょうか。
個性的な女性が活躍する作品もあり、シリーズ化されています。
個人的に姫川玲子シリーズの大ファンですが、その他に面白い作品がたくさんあります。
まだ読んでいない作品がありましたら、この機会に是非読んでみてはいかがでしょうか。