作家・内田康夫作品のなかでも『内田康夫作品を読むならこれだけは押さえておきたい!』
という作品を12選にまとめて紹介していきます。
管理人のただの書評から選定しているのではなく、
浅見光彦記念館でも『主な著書』として紹介されている作品を紹介し、
それに加え各作品を実際に購入した方の書評・レビューも簡単ですが添えながら紹介していきます。
【参考】これだけは読んでおきたい!内田康夫おすすめ作品12選
150作品以上ある内田康夫作品の中で『どれから読んでいいかわからない・・』という方におすすめの内容です。
代表的な作品を厳選して紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
①『死者の木霊』(講談社文庫)
内田康夫氏のデビュー作品。
この時は自費出版しましたが反響は瞬く間に広がり、
ここから内田康夫worldが始まりました。
始まりの一冊にはおすすめです。
②『後鳥羽伝説殺人事件』(角川文庫)
名作『浅見光彦シリーズ』の始まりの1作です。
この作品から、浅見光彦が生まれました。
管理人自身の内田康夫ファンの始まりも、後鳥羽伝説殺人事件でした。
この1冊を読めば、内田康夫作品・浅見光彦シリーズの魅力も理解できると思います。
数ある著書の中でも、未だにランキング上位に来ている、
スタートから作品の世界観は変わっていないという証拠ですね。
③『「萩原朔太郎」の亡霊』(徳間文庫)
テレビドラマで映像化もされた作品です。
しかしこの作品、浅見光彦は登場しない作品です。
ただ、浅見光彦が登場しない作品ということが理由で、
むしろ内田康夫氏サスペンスの世界観がよくわかる作品となっています。
④『明日香の皇子』(徳間文庫)
この作品にも浅見光彦は登場していませんが、
内田氏の作品の中でも”ストーリー自体の評価が非常に高い”作品です。
ミステリー小説としての評価も高く、
内田康夫ファン以外の推理サスペンス・ミステリー好き読者からも人気の作品です。
⑤『軽井沢殺人事件』(角川文庫)
浅見光彦シリーズの中でも人気の作品です。
本のタイトル通り、作品の舞台は軽井沢で、そこで起きた事件を解決していく推理小説です。
浅見光彦シリーズの中でも後鳥羽伝説同様・おすすめの1冊として他のサイトやブログでも紹介されている作品です。
⑥『天河伝説殺人事件』(角川文庫)
浅見光彦シリーズでも人気の1作。映画化までされた作品です。
浅見光彦ファンの中では、映画自体は調べたところ賛否両論がありましたが、
原作の評価は非常に高い作品です。
⑦『華の下にて』(講談社文庫)
京都が舞台となった浅見光彦シリーズの作品です。
内田氏が世に贈った作品でちょうど100作目となっている記念すべきものです。
『警察のお偉いさんの弟』という肩書を一切使用せずに事件に挑んだ作品で、
この作品の中の浅見光彦のファンの評価も高い作品です。
⑧『氷雪の殺人』(祥伝社文庫)
北海道北部の利尻島が舞台となった浅見光彦シリーズの作品です。
こちらも、シリーズの中でも評価が高い作品です。
実際にAmazonレビューも確認したところ、
レビューの数も他の浅見シリーズよりも多いことから、
本当に人気の作品ということもうかがえます。
⑨『箸墓幻想』(毎日新聞社)
邪馬台国を舞台にした、浅見光彦シリーズ作品。
シリーズの代表作として良くあげられています。
浅見光彦ファン・内田康夫ファン双方に人気の作品です。
特に、舞台が邪馬台国ということもあり、歴史好きのファンからの評価が非常に高い作品です。
⑩『靖国への帰還』(講談社)
神奈川県にある厚木基地が舞台の浅見光彦シリーズ作品です。
シリーズでは珍しく『タイムスリップ』という非現実的な描写があります。
しかし、それを踏まえてもストーリーの深さの評価が非常に高い作品です。
⑪『地の日 天の海』(角川文庫)
推理小説ではなく、歴史モノの小説です。
浅見シリーズや他の推理小説が大半の中、内田氏にしては珍しい一冊です。
⑫『遺譜 浅見光彦最後の事件』(角川文庫)
浅見光彦作品のまとめ的な要素が多々ある、ファンには嬉しい浅見シリーズの作品です。
これまでに刊行された浅見光彦シリーズのヒロインが登場する、ファンにはたまらない作品です。
ここで、浅見光彦は永遠の33歳から、34歳になっているのも何か感慨深いものがあるおすすめの作品です。
まとめ
数ある内田康夫作品の中から、『代表作品』として挙げられている作品を紹介してみました。
管理人自身も内田氏のファンの一人なので、
どうしても個人的な意見から作品を勧めてしまいがちですが、
今回は公式HPや実際に評価の高い作品のデータをもとに紹介しています。
参考になれば幸いです。