勇気を与えてくれる、喜多川泰氏のおすすめの作品を8選ご紹介させていただきます。
大学卒業後、大手の学習塾に就職するも、その後独立して、1998年に横浜に新たな学習塾「聡明舎」を立ち上げます。
全くあたらしい、人間的成長を重視した塾として、地域で話題となります。
本業の傍ら、2005年から作家としての活動も開始し、「賢者の書」という作品で作家デビューを果します。
喜多川泰おすすめ8選をご紹介~人生を変える一冊との出会い~
2作目となる「君と会えたから・・・」という作品は10万部を超えるベストセラーとなり、その後も「手紙屋」、「手紙屋蛍雪篇」、「心晴日和」など、次々に作品を発表していきます。
そして「喜多川ワールド」と呼ばれる、その独特の世界観は、小学生から80代のお年寄りまで、幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内だけに止まらず、現在は多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されています。
また、執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催し、出会った人の人生を変える講師としても人気を博しています。
そんな喜多川泰氏のおすすめの作品8選をご紹介いたしますので、どうぞお楽しみください。
『賢者の書』
賢者の話を通して、人生においての大切な考え方を説明してくれている話です。
自己啓発的な話が小説仕立てになっていて、何となく自分に自信を無くしかけたり、無気力な時に読み返したりする本なのです。
今を精一杯生きること、自分のように他人の存在を尊ぶこと、発する言葉で自分の心が出来上がっていることなどが描かれています。
ここがポイント
普段、せわしすぎる日常で、忘れかけている大切なことを思い出させてくれます。
まるで処方箋のような作品です。
『君と会えたから・・・』
何か打ち込めるものもなく、漠然と日々を過ごしている男子高校生が、ある女の子との出会いをきっかけに人生について考え、行動するようになる話です。
若い時から、自分がなりたい姿や、やりたいことを考え、それに向かって、行動し続けることはやはり大切なのです。
人生の中で決まっていることは、誰もが死を迎えるということだけで、それ以外は全て自分の行動次第で変えていくことができるのです。
ここがポイント
今を精一杯生きることの大切さや、夢を叶えるためになすべきことは何か、この本は語りかけてきます。
できないという先入観を、持たないことが大切だと教えてくれる作品です。
『手紙屋』
就職活動中の男子大学生が、手紙屋と10通限定の文通を始めて、成長していく話です。
手紙屋との文通を通して、これまで見ようとしなかった世界観を知っていき、新たな道を拓いていく大学生の姿があります。
また、社会人として働く人にも響く言葉が、所々に描かれていて、実際に働いている時は、目の前のことしか頭にないことが多いけれど、疲れた時や辛い時など少し引いて、何のために働くのかを考えると、そこから一歩前に踏み出せることができるかもしれないのです。
ここがポイント
壁を乗り越えたい人、何かを目指している人にとっても、何か糸口がみつけられるのではないかと思ってしまう作品です。
『「福」憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣』
街の本屋さんの店主に憑いた福の神の話です。
近くに大型書店ができて、閉店の危機にあるこの店を福の神は救うことができるのだろうか。
福の神に憑かれるためには、人知れずいいことをする、他人の成功を心から祝福する、どんな人に対しても愛を持って接する。
ここがポイント
幸せとは何かを手に入れることではなく、今、どんな状態でも、「感じることができるもの」なのです。
自分が儲かるためではなく、人を幸せにするために、自分にできるベストを尽くすことなのです。
読むと元気が出る作品です。
『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』
上京する息子に向けた父からのメッセージです。
多くの人が知らないうちに身に着けている、常識の殻を打ち破る方法を示唆してくれています。
自分の息子が大きくなった時に何を伝えたいか、後輩たちになにを伝えたいか等が、描かれています。
幸せかどうかを決めるのは、自分自身であるし、どんな状況であっても幸せになれるし、他人と比較したら、幸せになれないと気付きます。
ここがポイント
考え方、捉え方次第で見える世界はこんなにも変わるのだと思える作品です。
『ライフトラベラー 人生の旅人』
主人公の知哉が「人生を変える旅がしたい」と親友の夏樹に相談し、旅をプロデュースして貰う話です。
人生を旅に見立てて、どんな心構えで、立ち向かえばいいのか、新たな視点から、考え方を提示してくれます。
出会いの数だけ成長があり、幸せ、可能性、学び等すべては出会いから始まるのです。
新しい環境に身を置くことで、自ら行動し、新しい経験ができるのです。
ここがポイント
人と違う経験をすれば、それだけでも価値があり、たくさんの経験はいつまでも自分の宝として、持っていられるのです。
物の見方がリフレッシュできる作品です。
『ソバニイルヨ』
人工知能を搭載したロボット、ユージと中学生、隼人とのふれあいを描いた話です。
勉強が嫌いで、うまくいかないことは何でも、人のせいにして、周りの目を気にしていた隼人。
長期海外出張に出かけた父親が残していったロボットのユージと過ごすことで、大切なことをたくさん学んでいきます。
他人に惑わされずに自分の幸せを決めるには、他人に期待しないこと、必要最低限の時間を超えたところに楽しさが待っているのです。
ここがポイント
「哀」を知ることで、人は周りの人に寄り添うことができるようになるのです。
たくさんの人に読んで欲しい作品です。
『運転者 未来を変える過去からの使者』
不機嫌な毎日を送る主人公が、ある日不思議なタクシーに乗ると、その運転手は「機嫌が悪いと運は逃げる。運はと良い悪いではなく、貯めたら使える物」だと運転手は諭すのです。
自分の機嫌は自分で取るのが大人であり、そういう人にチャンスや良いことが訪れるのです。
ここがポイント
損得で生きるのではなく、素直に、そして、人には優しく親切な気持ちを持って接していきたいものです。
機嫌が悪いと運が逃げるそうです。
プラス思考の意味を教えてくれる作品です。
まとめ
喜多川泰氏の作品はお楽しみいただけましたでしょうか。
人生を変える一冊は見つけることができましたでしょうか。
まだ読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。
人生を変えるチャンスがあるかもしれません。