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飴村行おすすめ9選をご紹介~キレのあるプロットで間口を広げる~

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当サイトが厳選した、飴村行氏のおすすめの作品を9選ご紹介させていただきます。

大学中退後、漫画を描いて出版社に持ち込んだり、脚本を書いて応募したりしていましたが、全然芽が出なくて、やる気がなくなり、ダダ滑りの日々だったようです。

そのころは派遣社員で工場に勤めていたのですが、大学を辞めてからの3年目から10年目までの記憶の区別がないらしいです。

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飴村行おすすめ9選をご紹介~キレのあるプロットで間口を広げる~

工場へ行って帰って、そして弁当食ってという生活をずっと続けていて、そのままボロアパートで腐って死んでいくと思っていたそうです。

そして、実家の福島に戻り、小説を書き始め、2008年「粘膜人間」という作品で、第15回日本ホラー小説大賞の長編賞を受賞したのをきっかけに作家デビューを果します。

続く作品の「粘膜蜥蜴」も「このミステリーがすごい!」などで高い評価を受け、同作で2010年に第63回日本推理作家協会賞を受賞し、作家の地位を揺ぎ無いものにしていきます。

そんな飴村行氏のおすすめの作品9選をご紹介いたしますので、お楽しみください。

『粘膜人間』

自分たちの手に負えない、父の再婚相手の子どもである末弟の殺害を、河童に依頼する中学生の兄弟の話です。

何とその弟は、身長195Cm、体重105Kgという小学生にしては異形の身体を持つ人間だったのです。

戦時中という、何でもありの時代設定で、一層気味悪さが増していて、独特な世界観に浸れます。

ここがポイント

何とも想像を絶する世界が描かれていて、特に殺戮の場面では、スプラッタ、グロい描写のオンパレードです。

強烈な印象が残る粘膜シリーズの最初の作品です。

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『粘膜蜥蜴』

戦時中の日本を舞台にした、ヘルビノと呼ばれる東南アジアの密林に棲息するという爬虫人が存在する世界の話です。

前作とはまったく違う独立したストーリーになっていて、相変わらず登場人物が無茶苦茶な行動をし、やりたい放題です。

しかしその中にも、平凡な親子の愛情や常識が垣間見えたりもして、カオスな世界に翻弄さてしまいます。

ここがポイント

過剰なまでのバイオレンス描写も評判通りであり、話がどこに進み、そしてどうなっていくのかが、予想の範囲を大幅に超える面白さがあります。

ラストの一言に唖然としつつも、構成の妙も見事な作品です。

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『粘膜兄弟』

戦時下の地方の町はずれに住む双子の兄弟磨太吉と矢太吉が、一人の女性、ゆづ子を好きになる話です。

兄弟がヤクザと戦ったり、軍隊に入り、仲間を殺しまくったりと凄まじいい展開であり、飽きることがありません。

今までの作品よりは、グロテスクな部分は少なめでありながらも、テンポよく展開するスピード感もあり、登場人物もより深く描写されています。

ここがポイント

冒険小説のようなワクワク感もあり、笑いや涙もあり、エンタメ要素満載の作品です。

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『爛れた闇』

憲兵に拷問される旧日本兵と、自分の先輩と母親が付き合いだして、複雑になっていく高校生の気持ちが交互に展開されていく話です。

時間軸の違う二つの話が交互に展開されていき、戦場の悲惨な光景と、時代の違う現代の日常風景がどう関係していくのが最後まで分からないままに進んでいきます。

中盤までは特に変化はなく淡々と進んでいくのですが、終盤から一気に怒涛の展開になり、二つの話がリンクする様が全く意図しないものになり、心を持っていかれてしまいます。

ここがポイント

結末の落とし方も実に見事であり、粘膜シリーズよりはグロさは控えめですが、構成の巧さが堪能できる作品です。

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『粘膜戦士』

ここがポイント

相変らずのグロさとエグさを満載した5編からなる粘膜シリーズの短編集です。

過去のシリーズで強烈なインパクトを残した人物達も登場します。

異常な性欲の上官に、関係を迫られる軍曹の話を描いた「鉄血」、戦地で負傷して、人体改造を受け、日本に帰還した兵士の話を描いた「肉弾」、瀟洒な洋館で暮らす家族の秘密が描かれた「石榴」、機密文書を盗んだ犯人を拷問する様子を描いた「極光」、「凱旋」書き下ろしで、河童の前日譚などが描かれています。

粘膜シリーズとしての世界観も健在で楽しめる作品です。

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『路地裏のヒミコ』

スカットするような、それでいて、笑えるような、中編2本を収録している話です。

「水銀のエンジェル」・・・一見普通の何気ないストーリーと見せかけて、最終的には謎のハイテンションで全て持っていかれてしまい、ラストに若干の切なさが残ります。

「路地裏のヒミコ」・・・序盤はすぺっているように感じてしまいますが、終盤にはフルスロットルで独自の世界を確立していきます。

ここがポイント

グロさは控えめであり、ホラー寄りですが、独特な気味の悪さは健在な作品です。

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『ジムグリ』

謎の置手紙を残して、地下の世界へと繋がるトンネルへと消えていった妻の話です。

夫はその妻を追って、怪しい者たちが棲むと噂される、トンネルの奥の世界へ突き進んでいきます。

グロさやエグさはあまり感じられませんが、静かなおぞましさと終始漂う悪夢感が何かの予感を感じさせます。

ここがポイント

ラスト近くでタイトルの意味が明かされ、そして結末には唸らされます。

凄まじく緻密に作り上げられた、怪奇幻想作品です。

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『粘膜黙示録』

飴村氏本人にとっての暗黒期に関するエッセイが綴られている話です。

歯科大学を中退して、作家になるまでの派遣工時代のことが、克明に描かれていてかなり面白いです。

食って、飲んで、寝てを繰り返すだけの充足のない脳を摩耗して、故障に導く日々の中では、考えること自体、言葉として残すことなど、できなかったのです。

今だからこそ、そのころが描くことができたのだと納得してしまいます。

ここがポイント

一般のごく普通な人たちには経験できないことが、綴られている作品です。

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『粘膜探偵』

戦時下の帝都で特別少年警邏隊に入隊した、14歳の少年、鉄児の話です。

鉄児はエリート隊員の久世の下で、敵国が発刊した悪書狩りに邁進していのですが、先輩隊員の失策の連帯責任を取らされて、謹慎処分になってしまいます。

汚名返上の為、鉄児は独自に保険金殺人事件を調べていくうちに、異様な姿を見せる事件に巻き込まれていきます。

今までの粘膜シリーズに比べると、爆発力がたりないものの、きちんとした意外性のある伏線と、ナンセンスな小咄とか、独特の筆致で描かれていて楽しめます。

ここがポイント

新たな粘膜シリーズの夜明けを感じさせる作品です。

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まとめ

飴村行氏の作品はお楽しみいだただけましたでしょうか。

かなりドギつい表現の連発で、圧倒されてしまいますが、一旦ハマってしまいますと、脱け出れなくなってしまいます。

まだ読んでいない作品等ありましたら、是非この機会に読んでみてください。

読書の楽しみが広がりますよ。

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