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長岡弘樹おすすめ作品10選をご紹介~人間の心理を丁寧に描写~

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当サイトが厳選した、長岡弘樹氏のおすすめの作品を10選ご紹介させていただきます。

大学卒業後、団体職員を経て、2003年に「真夏の車輪」という作品で第25回小説推理新人賞を受賞し作家デビューを果します。

創作に行き詰まると、横山秀夫氏の短編作品である「陰の季節」を読み返すそうで、そうすることによって。自分が今書いている作品のどこをどうすれば、面白くなるのが分かるそうです。

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長岡弘樹おすすめ作品10選をご紹介~人間の心理を丁寧に描写~

作品を創作するうえで、大事にしていることは、人間臭い部分を前面に押し出したミステリを描くことだそうです。

また短編が多いことの理由としては、短編の方が創作の練習になり、長編に比べると、時間も労力も少なく、ひとつの作品が仕上がるまでの工程が経験できるからだそうです。

短編でありながらも長岡氏の作品は日常の延長にある犯罪や人間模様、人間の心理をとても丁寧に描き出し、読者の心を捉えていますので、奥深さが感じ取れます。

そんな長岡弘樹氏のおすすめの作品10選をご紹介いたしますので、お楽しみください。

『陽だまりの偽り』

短編の名手の著者が贈る、日常に起きた事件をきっかけに浮かびあがる、人間の欲望を描いた5編からなる短編集です。

自分の保身のための嘘、誰かを庇う為の嘘等、嘘を題材として話は展開していきます。

ここがポイント

かなり身勝手な論理も展開されますが、人間の心の中にある、見栄や保身などが、うまく表現されています。

そして、読む者を予想外の驚きへと誘ってくれる筆致のすばらしさに感服してしまいます。

各タイトルのネーミングが絶妙で、なるほど、そうかと思ってしまう作品です。

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『傍聞き(かたえぎき)』

予想のつかない展開と、人間ドラマを見事に融合させた4編からなる連作短編集です。

ある事柄に遭遇した人間たちが、疑問を抱きつつも、仕事に邁進する様子が綴られています。

それと同時に彼らの葛藤や悩みも絡み合って、伏線を含みながら展開していきます。

ここがポイント

穏やかな中に流れる、悪いものに対する正義と優しさのバランスが絶妙に配置されています。

人間の悲哀を描いているのですが、どこかほっこりした温かさが感じられる作品です。

双葉社
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『教場』

教場シリーズの第一弾であり、警察学校という特殊な空間を舞台にした6編からなる短編集です。

ここがポイント

警察学校は警察官になるための、学びの場であると共に、警察官としての資質を備えた人間以外を篩い落とす場所でもあるのです。

そして、そこで技能や知識を教え込まれ、自分を制する強い意志を持つ人間に育っていくのです。

警察学校での優秀な成績を取るためや個人的なうらみなどで、仲間に罠をかけたり、貶める手段も描かれています。

確かに厳しい過酷な教育を受けて、警察官として巣立っていくのですが、偏った性格になってしまうのではないかと懸念を隠せない作品です。

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『教場2』

教場シリーズの第二弾であり、前作同様にヒリヒリした厳しさがある6編からなる連作短編集です。

思うように息の抜けない生活の中で、もがき、苦しみ、のたうち回る訓練生たちの姿がリアル感たっぷりに描かれています。

また、彼ら訓練生たちを見守る教官たちの、真剣な対応は、警察官を育てるということの重大性を秘めた真剣勝負なのです。

ここがポイント

警察学校、わずか半年の間に繰り広げられる、同僚や教官との駆け引きが味わえる作品です。

小学館
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『教場0』

教場シリーズの第三弾であり、意表を突く、6編からなる倒叙形式の連作短編集です。

警察学校の鬼教官、風間がまだ捜査一課強行班係で、駆け出しの刑事の指導をしていた頃の話です。

ここがポイント

色々な犯罪者を前に、想像力を巡らせ、あの手この手で自供に導くテクニックが、描かれていて楽しめます。

全てを見透かすような、洞察力と推理力が倒叙型ミステリーとしての、事件現場や犯人への心理攻撃で発揮されるところが今作品の醍醐味とも言えます。

無駄な描写のない、相変わらずの切れ味鋭い作品です。

小学館
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『赤い刻印』

どことなく、悲しくて切ない人生を感じてしまうような4編からなる短編集です。

話として、スッキリ終わっているように見せかけて、どこかに影を感じてしまいます。

それぞれの話で起きる出来事は、一応の終結を迎えているのですが、関わった人たちはそれで、本当に納得しているのだろうかと思ってしまいます。

ここがポイント

どの話にも、伏線が随所に散りばめられていて、ラストで成程と思わせてくれます。

流石、短編の名手の作品です。

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『白衣の嘘』

病院を舞台にした、警察が関連する6編からなる短編集です。

場面転換がシャープで捻りも効いているので、飽きることなく楽しめます。

医療関係者や医療に関わる、基本的取り扱いも踏まえ、少しの謎解きも加えてあり、ミステリータッチに仕上げられています。

ここがポイント

また、どの話にも物語の鍵となる、豆知識のようなものが描かれていて、作者の引き出しの多さに感心してしまいます。

一話一話に研ぎ澄まされた味わいを感じる作品です。

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『波形の声』

それぞれの作品にどんでん返しが存在する7編からなる短編集です。

日常に存在するトラブルや事件を恨みや憎しみ、嫉妬から事件に至るまでの思いを丁寧に、加害者の観点から描いています。

ここがポイント

最後の最後まで真相が分からず、結末は予想を裏切るものばかりで、かなり楽しむことができます。

日常の人間模様が織りなす、ちょっぴりミステリーチックな作品です。

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『にらみ』

安定の面白さが味わえる、少しイヤミスっぽい7編からなる短編集です。

それぞれの話に小技が効いていて、人情味があり、少し悲しく、そしてホッとしてしまいます。

登場人物はそれぞれバラエティーに富んでいますが、それぞれに違ったネタで楽しませてくれます。

ここがポイント

伏線に注意しながらも、軽く頭の体操をしているような読後感が味わえる作品です。

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『119』

消防官を主人公にした、心震える9編からなる連作短編集です。

消防活動や消防官の知識などを題材にしていて、心の奥に潜む人の感情を解き明かす流れで、ストーリーは展開していきます。

一話ごとに完結する、ミステリー仕立てであり、主人公や趣向を変えながら、初めの話から最後の話までの10年間を描いています。

ここがポイント

身体は勿論のこと、メンタルも強くなければ、やっていられない、過酷さと重責さの世界が味わえる作品です。

文藝春秋
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まとめ

長岡弘樹氏の短編集は楽しんでいただけましたでしょうか。

まだ読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

短編の名手の作品にハマってしまうと思います。

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