北の大地、北海道を舞台にした、おすすめのミステリー小説5選をご紹介させていただきます。
北海道は、海の幸、山の幸が豊富で年中クーラーがいらないくらい涼しいところです。
厳しい冬がありますが、生活するには、自然が多く、とてもいいところです。
国内の旅行先でも上位に君臨し、美味しいものイコール北海道というイメージが強いです。
青函トンネルもでき、新幹線も開通した現在、飛行機嫌いの方でも気軽に行けるようになりました。
北海道限定!おすすめミステリー小説5選をご紹介
余りにも広い大地の為、まだ整備されていない自然がたくさん残っている北海道。
ミステリーだけでなく歌やテレビドラマ、映画等の題材としても取り上げられていて、とても魅力ある場所なのです。
そんな北海道をテーマにしたミステリー小説5選をご紹介させていただきますので、お楽しみください。
おすすめ①『笑う警官』佐々木譲
警察組織内に蔓延る不正を、ひた隠しにしょうとする事実を暴くために、行動する正義感あふれる警察官の同胞たちの話です。
婦人警官が殺害され、交際相手の男性警察官が疑いをかけられて、上部から射殺命令が下されるのです。
しかし、その疑いを晴らすために、所轄署の警官たちが立ち上がっていきます。
実際に北海道警で起きた事件をヒントに創作された作品であり、当初のタイトルは、「うたう警察官」であったようです。
警察組織内の上部の不正は、握りつぶされることがまだまだ残っているようで、勇気を持って立ち上がる人間がいることが嬉しくなってしまいます。
おすすめ②『北の夕鶴2/3の殺人』島田荘司
吉敷竹史刑事シリーズであり、トリックの醍醐味が味わえる話です。
夜行列車内で発生する殺人事件、その現場に、吉敷の5年前に別れた妻の所持品が残されていたのです。
死体は元妻なのか、そして釧路で起こった殺人事件、この事件にも元妻が関係しているのだろうか。
吉敷刑事の地道な捜査と推理が冴え渡ります。
別れなければならない理由があったにせよ、元妻に対してそこまでできるのかと思ってしまいます。
おすすめ③『宗谷本線殺人事件』西村京太郎
ご存知、十津川警部シリーズ作品です。
宗谷本線を走る急行列車内で毒殺された男、その男のスーツケースを持ち去ったサングラスの女。
事件の鍵を握るのは、殺害された男がルポライターに渡した書きかけの原稿だけなのです。
十津川警部が極寒の地、北の果てに動く、西村氏お得意の列車トリックミステリーを堪能してください。
おすすめ④『札幌殺人事件』上・下 内田康夫
人気の浅見光彦シリーズ作品です。
失踪者の捜索を依頼された光彦は、その事件を追って札幌へ行くことになります。
そして間もなく、警察庁刑事局長である兄から事件から手を引けとの指令を受けるのですが、光彦の性格上できないことであり、さらに事件に関わっていくのです。
今回のマドンナは彼には珍しくクラブのママです。
誰にでもモテる光彦君、本当に羨ましいかぎりです。
おすすめ⑤『雪に消えた悪魔』赤川次郎
女子高生3人が主人公の話です。
課外授業のスキー学校で殺人事件が発生し、三人組の女子高生探偵がそれに挑んでいきます。
青春ロマンスミステリーの草分け的存在の赤川氏、その当時、書店の特等席を独り占めしていました。
まとめ
冬には一段と寒さがましてくる北海道。
雪まつり等、冬の風物詩が盛りだくさんです。
そんな北海道を舞台にしたミステリーをご紹介させていただきました。
外は寒いけど鍋など突っつきながら、雪景色を見るのもいいですね。