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原尞おすすめ作品6選をご紹介~感情表現を抑えたシニカルな文体~

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当サイト厳選の原尞氏のおすすめ作品を6選ご紹介させていただきます。

九州大学卒業後、上京しフリージャズ・ピアニストとして活動。その後帰郷して執筆に専念し、1988年「そして夜は甦る」で作家デビューを果たします。

自身も愛読したレイモンド・チャンドラーに受けた作風で巧みにストーリーを展開し人気を集めています。

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原尞おすすめ作品6選をご紹介~感情表現を抑えたシニカルな文体~

デビュー作「そして夜は甦る」から次作の「私が殺した少女」の発表まで1年半の歳月を要しており、その後もデビュー以来30年で長編5作、短編集1冊、エッセイ集2冊と自他共に認める寡作、遅延作家のようです。

長編、短編を含めても、これまで発表した作品はすべて私立探偵、沢崎を主人公としたものであり、原氏との共通点もかなり多いのも確かです。

そんな原尞氏のおすすめ作品を刊行順に6選ご紹介させていただきますのでお楽しみください。

《そして夜は甦る》

探偵沢崎シリーズ第一弾、私立探偵の沢崎が富豪の屋敷に招かれて、行方不明になったルポライターの調査をまかされる話。

失踪したルポライターの捜索を始めると、何故か都知事候補狙撃事件の真相にたどり着いていきます。

両切りのたばこにオンボロ車のブルーバード、孤独に飲むウィスキー等ハードボイルドの神髄を教えてくれます。

複雑で緻密なプロットに酔いしれる作品です。

《私が殺した少女》

探偵沢崎シリーズ第二弾、予期ぜずして誘拐・殺人事件に巻き込まれた沢崎が事件と格闘する様を描いています。

入り組んだ人間関係や偶発的な事故からなる可能性を一つ一つ丹念に潰していく様が地道且つ冗長的に描かれています。

真実に徐々に近づいていく高揚感がとても感じられて読み応えがあります。

沢崎の警察を上回る推理と行動力が魅力の作品です。

《天使たちの探偵》

私立探偵沢崎の短編初登場作「少年の見た夢」ほか6編の事件を描く短編集。

ハードボイルド文体で、登場人物たちの造詣が際立っていて、かなり楽しめます。

沢崎の言動は子供たちに対しても自分の流儀を貫き通すのですが、ほんのりと優しい心遣いが見え隠れするのが分かります。

どの話も布石になっているのが凄いです。

《さらば長き眠り》

探偵沢崎シリーズ第三弾、ある事情で東京を離れていた私立探偵の沢崎が、400日ぶりに戻ったところ、自分を待っていたのは浮浪者の男だったところから始まる話。

過去の八百長野球問題に絡んで、命を落とした女性の真実を探っていくのですが、予想外の結末になっていきます。

まさかの展開に驚きが隠せず、ついに沢崎にも絶体絶命の危機が迫っていきます。

沢崎の生き様にはまる作品です。

《愚か者死すべし》

前作から9年の時を経て執筆された新沢崎シリーズ第一弾であり、自首した父の無実を証明して欲しいという依頼から、偶然に遭遇した狙撃事件の話。

真相を探っていくうちに次々に浮上してくる謎、そして沢崎に襲い掛かる影が明らかになっていきます。

本当に狙われたのは沢崎なのか、ストイックで、テンポある展開に驚愕して最後まで楽しめます。

沢崎の新たな活躍が始まる作品です。

《それまでの明日》

またしても前作から14年の月日を経て執筆された新沢崎シリーズ第二弾であり、勿論主役は私立探偵の沢崎。

今回は金融会社の支店長から料亭の女将の身辺調査を依頼される話。

調査にとりかかった沢崎が強盗事件に遭遇し事態は思わぬ方向へと展開し始めてしまいます。

先の見えない状態で沢崎が見つけ出した真実は一体何なのか、ラストに震える作品です。

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まとめ

原尞氏の男の気概が感じられる作品はいかがでしたでしょうか。

まだ読んでいない作品がありましたらこの機会に是非読んでみてください。

そして、真の男の生き様を味わってください。

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