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若竹七海のおすすめ書籍12選をご紹介~人間の悪意を上品に描く~

様々な趣向を凝らしてミステリーを描く、若竹七海氏の厳選の書籍10選をご紹介させていただきます。

作風的には、人間の悪意を上品に描いたブラックなミステリーと、コージーミステリーを得意としています。

基本的には、人間のどうしようもない部分を醒めた感じで見つめて描いているのが、特徴になります。

そうです、まさに心の奥底に潜む悪意を若竹氏の鋭い筆致で表現しているのです。

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若竹七海のおすすめ書籍12選をご紹介~人間の悪意を上品に描く~

大学在学中は、ミステリークラブに所属していて、木智みはるというペンネームで、創元推理文庫の折り込み冊子の書評のコーナーを担当していたそうです。

大学卒業後、5年間のOL生活を経て「ぼくのミステリな日常」という作品で小説家デビューを果たします。

また大変な読書好きであり、一日に3~5時間を読書に費やしているとのことです。

そんな若竹七海氏のおすすめの書籍を12選を厳選してご紹介いたしますので、お楽しみ下さい。

1、『ぼくのミステリな日常』

若竹氏のデビュー作であり、12編からなる連作短編集で、月間の社内報の編集を任されたOL、若竹が、四苦八苦する話が綴られています。

当てもなく困った若竹は、学生時代の先輩に紹介してもらった正体不明の匿名作家に執筆してもらい何とか体裁を保つのですが、、、。

ここがオススメ

密室あり、暗号あり、ホラーありと、とても情緒ある文章と、バラエティに富んだ内容で飽きることなく楽しめます。

変わった構成の割には、新鮮な気持ちにしてくれる作品です。

2、『プレゼント』

葉村晶シリーズの1作目であり、ドライでクールな世界観が色濃く描かれている8話の短編集になります。

葉村晶が活躍する探偵小説と、小林警部補&御子柴刑事がタッグを組んで事件に挑む推理小説を、交互に楽しむことが出来ます。

ここがオススメ

全体的にハードボイルドタッチで、ドライな印象が満喫できて、ウキウキしてしまいます。

とにかく一話一話が凝っていて、安定した面白さがある作品です。

3、『スクランブル』

1980年代を背景に、名門女子高で起きた殺人事件を軸に、現在と過去が交錯する連作短編集です。

章ごとに語り手が変わり、文芸部に所属する少女たちの回想で、殺人事件の真相が解明されていきます。

女子高生の悩みや葛藤、仲間意識等が緻密に描かれているので、引き込まれてしまいます。

ここがオススメ

珠玉の学園ミステリー作品です。

4、『ヴィラ・マグノリアの殺人』

葉崎市シリーズの1作目であり、限られた街の中で起きる殺人事件の話です。

ほのぼのとしたコージーミステリーですが、ちょっぴりスパイスをきかせて描かれています。

小さな街での二つの殺人が、やがてご近所関係までも崩してしまうことになってしまうのです。

ここがオススメ

大掛かりなトリックはありませんが、うまく張り巡らされた伏線が秀逸で、楽しめます。

さっぱりした読後感に、浸れる作品です。

5、『遺品』

若竹氏には珍しい長編ホラー作品なのですが、ライトな描写なので、ユーモア感も味わうことができます。

舞台は金沢の高級ホテル、死んだ女優の遺品を一般公開に向けて用意していくのですが、、、。

遺品の数々に込められた異常な執着、失われていた戯曲をなぞるかのような出来事が起きてしまいます。

ここがオススメ

本格ミステリーの世界が、堪能できる作品です。

6、『依頼人は死んだ』

葉村晶シリーズの2作目であり、9編からなる連作短編集になります。

冬の物語からはじまり、季節ごとの物語で四季を巡っていき、2年後の冬の物語までを綴っています。

ここがオススメ

どの話も最後が不気味だったり、怖かったりとあまり読後感がよくなく、イヤミスっぽさが残ってしまいます。

重苦しさが、文体にうまくマッチした作品です。

7、『クールキャンデー』

葉崎市シリーズの2作目であり、中二女子の渚が兄の殺人事件にかかわっていく話です。

ストーカー殺人の容疑者としての兄の無実を証明するべく、兄のアリバイを証明するために、渚は奔走していきます。

渚の中学生らしい思考・発言でストーリーは解決の方向へと展開していきます。

その後、終盤に判明する意外な事実に驚いてしまうのですが、何故かそれも覆されてしまうのです。

ここがオススメ

ラストで声を発してしまうほど、意外な結末に驚愕する作品です。

8、『悪いうさぎ』

葉村晶シリーズの3作目であり、女子高生の家出捜索から、大きな事件へ発展していく話になります。

不死身じゃないかと思えてくるほど、次から次へと痛い目に合う主人公に同情してしまいます。

ここがオススメ

窮地に追い込まれて、葉村の危なっかしい部分もありますが、冷静に対処できる術は、やはり凄いと感じてしまいます。

クセになってしまうシリーズです。

9、『暗い越流』

葉村晶シリーズの2編を含む短編集であり、どの話もラストにゾクッとくる仕掛けが施されています。

若竹氏のクールな文体で、突飛な設定なのですが、何故か文章にスンナリと入り込めて、引きつけられてしまいます。

ここがオススメ

各話とも切れ味が抜群で、最後の数行で背筋が寒くなり、怖さがにじみ出てくるのです。

後味の苦さが、クセになりそうな作品です。

10、『さよならの手口』

葉村晶シリーズの4作目であり、大怪我に見舞われながらも人探しを引き受ける話です。

所属していた探偵事務所が閉鎖したせいで、警察からも違法探偵扱いまでされてしまうのです。

満身創痍の女探偵、葉村の身体は本当に、大丈夫なのかと思ってしまいます。

ここがオススメ

複雑に張りめぐらされた伏線が、回収される様は圧巻です。

11、『静かな炎天』

葉村晶シリーズの5作目であり、探偵を辞めかけた葉村が、同年7月~12月の間に遭遇した6つの事件の短編集となります。

いつものようなハードボイルドっぽさはありませんが、程よくコメディもあり、でも苦みのあるラストには余韻が残ります。

いろいろな面倒なことに巻き込まれながらも、自分の決めた道を歩んでいる姿は実にカッコイイと感じてしまいます。

ここがオススメ

ライトなテイストで、楽しめる探偵小説です。

12、『錆びた滑車』

葉村晶シリーズの6作目であり、二人のお年寄りの喧嘩に巻き込まれたところから始まる話です。

今回も次から次へと災難に見舞われて、身体のガタも来ているのに頑張りを続けている葉村の姿があります。

ここがオススメ

ミステリーのたくさんの要素が詰め込まれていて、濃縮された楽しさが味わうことができます。

このシリーズが、人気たる所以が分かる作品です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。若竹七海氏の厳選した書籍12選をご紹介させていただきました。

人間の持つ悪意を、上品に描いていることを感じていただけましたでしょうか。

読んでいない作品があれば、この機会に是非読んでみてください。

読書ライフがひろがります。

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