推理小説好きな方にとっては、書店に行くのが楽しみのひとつだと思います。
店頭に積み上げれている、今まさに旬のタイトルが入った書籍の山を見ると、手に取って裏表紙のあらすじとか、書評をよんでしまいますよね。
ましてそれが自分の好きな推理ものであったなら尚更です。
好みの作家の作品、まだ読んだことのない作家の作品等どれを選ぼうか迷ってしまいます。
人気のサスペンス小説!おすすめの7作品をご紹介
巷では今、どんな推理小説が人気があるのか、どの作家のどんなタイトルの作品が売れているのか。
話のタネに読んでみようかと思うことがあります。
テレビドラマで放映されたり、映画にもなった人気作家の作品だけでなく、新しい作品との出会いを求める、そんな方に今、各書籍サイトで人気がある、サスペンス小説7作品を紹介させていただきたいと思います。
人気作品①『十角館の殺人』綾辻 行人
1987年の初刊行以来、人気を博し続ける作品です。
十角館という建物で起きる連続殺人事件。
素晴らしく巧妙なトリックがあり、引き込まれてしまいます。
綾辻行人氏の魅力が遺憾無く発揮されている、ミステリー小説の醍醐味が味わえる作品です。
人気作品②『遺譜・浅見光彦最後の事件』内田 康夫
上・下巻からなる、内田康夫氏最後の『浅見光彦シリーズ』というセンセーショナルなタイトルが目を引きます。
光彦34歳の誕生日のお祝い会を軽井沢で開催し、過去のヒロインも登場します。
その後、舞台を東京・軽井沢・神戸・ドイツ・オーストリアと移しながら再出のヒロイン3名と新たなヒロイン1名を加えストーリーは展開していきます。
さらに浅見に嫌疑がかかる殺人事件も発生し、事件は複雑になっていきます。
その衝撃の結末とは・・・。
人気作品③『恋のゴンドラ』東野 圭吾
7つの連作短編で構成されている、東野圭吾氏には珍しい恋愛ミステリーです。
複雑に絡み合った恋愛関係が織りなす恋愛ドタバタ劇であり、修羅場あり、合コンあり、プロポーズ大作戦あり等。
とあるスキー場を舞台に、人と人との繋がりが、まさかの事態を引き起こしてしまうのです。
展開のスピード感とスノーボードの疾走感が楽しめます。
心地良い娯楽小説です。
人気作品④『怒り』吉田 修一
殺人現場に血文字で残された『怒』という文字。
犯人は判明するのですが、整形をして逃亡中。
渡辺謙ら日本を代表する俳優陣で映画にもなりました。
容疑者は3人の男。
驚愕の真実の行方は果たして・・・。
人気作品⑤『少女』湊 かなえ
女子高生が夏休みに繰り広げる、「死」をテーマとした話です。
累計100万部突破で映画化もされています。
女子高生は何を考えて、このような行動に走ったのでしょうか。
かなり読み応えあり、考えさせられる作品です。
人気作品⑥『私が殺した少女』原 りょう
探偵、沢崎が誘拐事件に巻き込まれ、その後事件は思わぬ方向へと進んでいきます。
くたびれた日常と、あくなき真実への追及のコントラスト、そこに絡む人間の哀しさが描かれています。
ハードボイルド調作品であり、直木賞、ファルコン賞を受賞しています。
人気作品⑦『動機』横山 秀夫
4編からなる短編集であり、主人公はそれぞれ警察官、前科者、新聞記者、裁判官になります。
人間模様が如実に描かれていて、それぞれの人間の立場が実にうまく描かれています。
本編のなかの「動機」と「逆転の夏」はテレビドラマ化されています。
まとめ
巧妙なトリックあり、大どんでん返しがあり、作品によってはいろいろなパターンがあります。
読者を引き込む作品というものは、魅入られてしまう何かがあるのだと思います。
一昔前まで、書籍は書店と決まっていましたが、今やネット社会であり、注文すれば簡単に書籍が自宅まで送られてきたり
またタブレット等の電子媒体でも楽しむことができます。
自分なりのお気に入りベスト作品など、ランキングしてみてはいかがでしょうか。