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遠藤武文おすすめ作品9選をご紹介~独特の目線で人生を描く~

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当サイトが厳選した、遠藤武文氏のおすすめの作品9選をご紹介させていただきます。

大学卒業後、広告会社、出版社を経て、損害保険会社に勤務し、警察共済組合の保険代理店の担当として働きます。

遠藤氏は中学の頃から推理小説が好きで、アーサー・コナン・ドイルやエラリー・クイーンの作品を読み漁り、作家になることを夢見ていたそうです。

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遠藤武文おすすめ作品9選をご紹介~独特の目線で人生を描く~

2007年11月にテレビで放送された松本清張氏の「点と線」に衝撃を受け、小説を執筆し始めたそうです。

そして、2009年に初めて書いた小説「プリズン・トリック」という作品が第55回江戸川乱歩賞を獲得し、作家デビューを果します。

また現在住んでいる、長野県安曇野市の少子化に疑問を抱き、安曇野市議会議員としても、地域に貢献しています。

そんな遠藤武文氏のおすすめの作品9選をご紹介いたしますので、どうぞ、お楽しみください。

『プリズン・トリック』

交通刑務所で一人の受刑者が殺され、容疑者と思われるもう一人の受刑者が逃走する話です。

ここがポイント

現場は密室状態であり、しかも被害者と容疑者が入れ替わっていて、逃げた受刑者は本来収監されるはずだった人物とは別人だったのです。

ちょっと頭が混乱しそうになりますが、刑務所内での密室殺人というテーマは面白く、受刑者の行動や刑務所内の様子なども、かなり細かに描かれています。

綿密に計算されているトリックの巧さに思わず感心してしまい、引きこまれるような、文章のうまさが印象的な作品です。

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『トリック・シアター』

500キロ離れた二つの場所、東京と奈良で起きた、不可能極まりない、同一犯による同一殺人の話です。

しかも、その日は3月21日であり、過去の同じ日に、被害者の大学時代の映画サークル仲間も4人死んでいるのです。

どうしても不可能な二つの事件に、同じ日に死んだ仲間の死の謎が絡んでいくのですが、奇抜な性格の警視正の推理により、だんだんと謎は解けていくのです。

そして、あれよあれよという間に思ってもみなかった、警察の闇に迫る展開に発展していってしまうのです。

ここがポイント

ユーモラスでもあり、それでいて、シリアスな作品です。

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『デッド・リミット』

ここがポイント

子供の誘拐事件に関わった5人の人物のそれぞれの視点から、描かれている話です。

序盤は単なる誘拐事件かと思いきや、章が進むにつれて、各登場人物の思惑や背景などが明らかになり、徐々に真相に迫っていきます。

子供の母親は身代金の受け渡しに奔走しながらも、卑猥な写真を盗撮された女性教師、両親を監禁されたサラリーマン、小悪党の刑事らを巻き込み、事件は錯綜を極めていくのです。

誘拐犯に踊らされる者たちの暴走は、止まらなくなっていき、その中に引き込まれてしまいそうになります。

展開が早く、次々に起きる出来事に翻弄される作品です。

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『炎上 警視庁情報分析支援第二室(裏店)』

孤高のキャリアである、我孫子警視正が活躍する4編からなる連作短編集です。

警視庁にある通称「裏店」という部署に送られてくるのは、迷宮入りした事件ばかりで、その事件を我孫子が一人で担当しているのです。

断片的な情報をつなぎ合わせて、真相に近づけていき、事件を解決する展開はミステリーの面白さをかなり満喫できます。

ここがポイント

シリアスなストーリーの中にもコント的な要素が味わえる作品です。

『天命の扉 県警捜査一課・城取圭輔』

長野県議会中、ほぼ密室ともいえる状況下で、議員が何者かに殺害される話です。

ここがポイント

そして殺された議員のポケットには、冤罪で処刑された人を詠んだ折句が入っていたのです。

過去の冤罪事件や善光寺の秘仏などを絡めながら、警察のみならず、知事や公民館長をも巻き込んで、事件は展開していきます。

犯人の目的は一体何なのか、捜査一課の刑事、城取はかって自分が担当した事件の犯人も善光寺のことを語っていたことを思いだします。

現在と過去の事件が目まぐるしく、交差する面白さが味わえる作品です。

※折句:一つの文章や詩の中に、別の意味を持つ言葉を織り込む言葉遊びのこと。

『原罪』

雪中酒を熟成する雪室から老人の刺殺死体が見つかり、1987年のバブル時代に予備校生の恋が成就する二つの話が時代を経て交差する時、何かが起きる話です。

現在と昭和末期のパートの2つの話がどう繋がっていくのか、白血病、戦争、宗教と盛りだくさんの内容でストーリーは展開していきます。

ここがポイント

そしてなんの関連性もない二つの時代の出来事が、さらにずっと昔の太平洋戦争の時代まで遡っていき、事件の真相が見えてくるのです。

かなり重厚で濃い内容の面白さが味わえる作品です。

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『龍の行方』

信州の民話伝承と事件を絡めた5編からなる連作短編集です。

八面大王や霊犬早太郎など、信州にゆかりのある伝承が登場します。

原罪に登場した、城取警部補と四月朔日(ワタヌキ)教授のコンビで、掛け合いもよろしく、事件を解決していきます。

ストーリー展開や事件の仕立ては警察小説っぽさが十二分に施されているのですが、民話と事件の繋がりという点では少し微妙に感じてしまいます。

ここがポイント

しかし民話のくだりは大変興味深い内容であり、民俗学としても楽しめる作品です。

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『現調』

損害保険調査員の現場調査を描いた7編からなる連作短編集です。

警察が見逃した自動車事故の真相が事細かに描かれていて、真実を見つけ出していきます。

ここがポイント

交通事故は世の中に溢れ過ぎていて、たとえ小さな事故でも、そこには思いがけないドラマが隠れていることもあるのです。

暴かれた事故の真相によって、自分自身を見つめ直せたり、家族の愛を再認識できたりと、それぞれに救いを見つけます。

ミステリー要素もあり、バラエティーに富んだ作品です。

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『狙撃手のオリンピック』

幻のモスクワオリンピックのライフル射撃の代表候補であった警察官の神稲と、テルアビブ空港乱射事件の関係者の荻窪の二人の男の人生が交錯する話です。

ここがポイント

二人の男がそれぞれに過去の事件を追っていくうちに、それぞれの男の運命が長野冬季オリンピックで交錯していきます。

場面展開がスピード感たっぷりに描かれていて、とてもスリリングで楽しめます。

終戦によって、日本が背負った問題も暗に提起されていて、内容も深く、考えさせられる作品です。

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まとめ

遠藤武文氏の作品はお楽しみいただけましたでしょうか。

まだ、読んでいない作品がありましたら、是非この機会に読んでみてください。

楽しさが広がりますよ。

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