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【特選】医療ミステリー小説で人気の作品30選をご紹介

人気のある医療ミステリー小説をご紹介をさせていただきます。

医療という名前だけで堅苦しく感じてしまいがちですが、気楽に読むことができて人気のあるものをご紹介させていただきます。

・医療に関心がある方
・医療の事が知りたい方
・普通のミステリーと違ったものが読みたい方

そんな方々に是非読んでいただきたい、選りすぐったものばかりをご紹介させていただきます。

ご案内する30選は様々な角度から医療を題材にして取り上げた医療ミステリーです。

現役の医師の方が書かれた作品も数多くありますので、臨場感があふれて楽しめる内容となっています。

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【特選】医療ミステリー小説で人気の作品30選をご紹介

一昔前までは不治の病と言われていた病気も、めざましい医学の進歩により完治する方向に向かっています。

しかしその一方で医療に関連する様々な問題が発生しているのも事実です。

これからご紹介させていただく医療ミステリー小説は、そんな医療の裏側にも鋭く切り込んだ30選であり、大変人気のおすすめ作品ばかりです。

是非お楽しみください。

1、「エンブリオ」 帚木蓬生

人間の尊厳が問われる長編の作品であり、読み応えがあります。

地域住民から慕われる産婦人科医、実は裏の顔を持ったおそろしい人間だったのです。

この作品の作者は大学を2度卒業した経歴の持ち主であり、現役医師です。

医師の観点からの描写は真実味が帯びていて、とてもフィクションとは思えません。

ちなみにエンブリオとは受精8週までの赤ちゃんのことをいいます。

近未来に起こりうるかもしれない内容であり、その内容に引き込まれること間違いないと思います。

現役の医師である筆者の観点からの絶妙な描写に、感嘆する作品です。

2、「ノーフォールト」 岡井崇

ひとりの女性産婦人科医師が遭遇する緊急手術に関する話が綴られています。

大学病院に勤務する女医の柊奈智は、ふりかかる試練に耐えられるのでしょうか。

手術は過誤であったのか災害だったのか、あらゆる観点から現代の産婦人科を象徴しているように思えます。

日本医学会会長の推薦もあり、大変人気の高い作品です。

医学を志す方に絶大な人気がある作品です。

3、「チームバチスタの栄光」 海堂尊

外科手術における医療ミスを取り上げた話です。

大学の付属病院で心臓病の手術をするために結成された組織=チームバチスタが次々に成功を収めていきます。

しかし失敗が連続して発生してしまい、病院内で何かが起こっていることが判明します。

第4回のこのミステリーがすごい大賞受賞作品で、医師である筆者の表現の手法に驚愕してしまいます。

タイトルをご存知の方も多く、映画化された人気作品です。

4、「症例A」 多島斗志之

精神科医師とその患者である17歳の少女、そして女性臨床心理士の3人の思考が交錯する話です。

解離性人格障害と、境界性人格障害の捉え方が絶妙です。

作品は静かに展開していきますが、心にずっしりとした感慨が残ります。

筆者が7年の月日をかけて執筆し、かなりの読み応えがある人間の心理とは何かを教えてくれる作品です。

5、「白い巨塔」 山崎豊子

医学界の醜い部分を暴露した話です。

自分の欲望をみたす為に平気で人を裏切り、落し入れる、大学病院内の醜い争い。

数々の人気作品を手がけた筆者であるが所以の文章構成になっています。

その当時、テレビドラマ化され、話題が尽きない程の人気がありました。

医療小説と社会派小説を融合したかのような表現で描かれています。

読者の期待を裏切らない展開が楽しめる作品です。

6、「脳内出血」 霧村悠康

医学論文捏造を題材とした話となります。

世界的科学誌に28歳の医師の論文が掲載されて話題になります。

時を同じくして東京の近くのホテルで女性の変死体が発見されます。

この二つの事象が思わぬ繋がりを持って物語は展開していくのです。

この作品も現役の医師が執筆しているので、リアル感が実感でき楽しめます。

常に患者の立場にたった医療を目指していることが伺える作品になっています。

7、「無痛」久坂部羊

神戸で発生した一家4人の殺害事件から始まる話です。

8ヶ月後に自首した犯人、なんとそれは精神障害児童施設に収容されている14歳の少女であったのです。

ドラマにもなった作品であり、かなりの人気があります。

筆者が医師のこともあり、専門的な用語とかがありますが、比較的文章が簡単なのでスラスラ読むことができて、おすすめの作品です。

8、「無言の旅人」 仙川環

尊厳死がテーマの話となります。

交通事故により意識不明となった三島耕一の自宅にあった尊厳死の要望書。

その要望書を巡り家族・婚約者・医師それぞれの視点で話は展開していきます。

実際に医療に携わっている方も読まれているくらいに人気が高い作品です。

最後に明かされる主人公のメールで、納得できる何かを見つけられるかもしれません。

9、「廃用身」 久坂部羊

老人医療に視点をあて、その独特な治療法を実施していく医師の話となります。

麻痺した手足を切断する治療法に、老人たちがまるで実験台のように扱われていくのです。

久坂部羊氏のデビュー作であり、読んだ人のほとんどの感想が、ノンフィクション?ドキュメンタリー?と思えるほどの現実味がある話だと言うのも分かります。

近未来に起こりうるのではないかと思ってしまうほど、リアル感のある作品です。

10、「さまよえる脳髄」 逢坂剛

脳科学と心理学をテーマとした話となります。

脳に傷を持った3人の男、元プロ野球選手、連続殺人犯、そして元刑事。

これらの3人の男と関わっていく精神科医、南川藍子。

しかし彼女にも秘密があったのです。

同じ年に直木賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞した筆者。

流石に話の流れ的には飽きさせない展開なので、一気読み読者続出の作品です。

11、「救命拒否」 鏑木蓮

トリアージ(災害・大事故などにより、負傷者がたくさん出た場合に効率よく対処するために、その重症度に応じて判別するしくみ)に視点を置いた話です。

爆弾で死亡してしまった救命医、しかしその死に疑問が残るのです。

トリアージがキーワードなのか、果たして関西弁の若い刑事は、真実を突き止めることができるのでしょうか。

江戸川乱歩賞を受賞した筆者の作品であり、救急救命士の現場の葛藤が解る作品です。

12、「がん消滅の罠」 岩木一麻

がんになったら受け取れる生前給付金、しかし給付金を受け取った後には綺麗さっぱり、そのがんが消滅してしまい治ってしまうという、一見詐欺ストーリーのような話です。

いろいろな謎がひしめき合う中、真実は一体どこにあるのでしょうか。

デビュー作にして第15回このミステリーがすごい大賞受賞作品です。

衝撃のラスト一行でなるほどそうだったのかが解ります。

13、「悪医」 久坂部羊

患者と医師それぞれ、ガンに対しての考え方がテーマの話になります。

余命宣告を受けた患者と、余命宣告をした医師とのそれぞれの葛藤が読みどころです。

それぞれの気持ちがこれほどまでに表現された描写はやはり、現役の医師であるがゆえのテクニックだと感じてしまいます。

タイトルの悪医をその字面だけで判断していれば、最後に覆される事実に驚愕すること間違いないと思います。

14、「閉鎖病棟」 帚木蓬生

精神病を患った主人公が、入院から退院するまでを描いた話です。

入院している患者の人間模様を、暖かい目で内側から描いているのでとても読みやすい構成になっています。

山本周五郎賞受賞作品であり、現役の精神科医師である筆者なので感情が直に伝わってきます。

最後にはミステリーと思えないほどに涙を誘う作品です。

15、「カシスの舞い」 帚木蓬生

精神分裂病と麻薬依存症が、テーマの話になります。

南フランスのマルセイユの大学病院解剖実験室で首なし死体が発見されるのですが、その死体であろうと思われる人間のカルテが消えていたのです。

日本人の精神科医が疑問を抱き、調査を始めるのですが、次々起こる謎の事件に巻き込まれてしまいます。

医者の傲慢さや錯覚が引き起こしているのでしょうか。

精神科医の専門的な捉え方で、読者を魅了してくれること間違いない作品です。

16、「孤高のメス」 大鐘稔彦

スーパードクター当麻鉄彦が挑む、難手術に端を発する話です。

医師の問題点を両極端の二人の医師を描写することにより表現しています。

圧倒的な人気シリーズで全6巻まで続きます。

映画化された作品であり、ミステリーなのに感動してしまいます。

17、「海と毒薬」 遠藤周作

戦争末期の九州の大学病院で起きた米軍捕虜の生体解剖実験の話です。

戦争という異常事態の中でいかにして人間の良心が問われるのか、異常な状況の中では正常な人間でもモラルを忘れてしまうのでしょうか。

実際に九州大学であった事象がモデルとも言われています。

今から50年以上も前に発刊された作品ですが、今でもその人気は衰えることなく、罪というものがどういうものなのか本当の意味を知りたい方は必読です。

18、「見送ル」 里見清一

医師の価値観・倫理感をテーマにした話です。

作者の名前がそのまま主人公の名前で登場しています。

現役の医師の立場で患者に接する姿勢に心が揺さぶられ、医師の本音が余すところなく表現されていて、読んだ方のほとんどが共感できる内容だと称えています。

タイトルの「見送ル」の意味が違った意味で解る作品になっています。

19、「わたしをみつけて」 中脇初枝

捨て子だった女性が准看護師になり、医療機関の問題に立ち向かいながら人間的に成長していく話です。

親に捨てられた主人公がすばらしい人たちの出会いにより、見失っていた自分を取り戻していくのです。

Amazonのレビューでも読んでよかった、感動したとの声が続出しています。

看護師を目指している方にとってはバイブル的な作品といっても過言ではないと思います。

緊迫感のあるラストシーンが見ものです。

20、「ドクター・ステルベンの病室」 桂修司

ひとりの優秀な医師が壊れていく様を描いた、大学病院を舞台にした話です。

モンスター患者の主治医となった主人公が、自分の心の中にある暗闇の部分を徐々にさらけ出してしまいます。

毒を持って毒を制するという化学療法の盲点を突いた展開になっています。

この作品も現役医師の執筆によるものなので、リアリティ感があり大変おすすめです。

21、「虚構のER」 松葉紳一郎

大阪府下の救急病院で発生する不正医療行為を暴く内容の話です。

病状を訴え、一度病院を訪れ、若手医師に診断された患者が翌日また違う病状で来院します。

病院は誤診を行ったのか、患者は寝たきり状態になり入院することになってしまうのです。

ER(救急救命室)の内容も分かり易く説明されていて、医療現場の臨場感も味わうことができます。

スピーディに読めますが、人間の内面の怖さも解る作品です。

22、「デザイナーベイビー」 岡井崇

大学病院の新生児室から生後3日目の赤ちゃんが、誰かに連れ去られたことから話は始まります。

しかもその赤ちゃんは病気を患っていて、危険な状態だったのです。

やがて身代金の要求が、犯人から病院の院長宛にくるのです。

ドラマ化もされ、「生殖医療」の問題が浮き彫りにされます。

冒頭からの展開に引き込まれ、寝る間も惜しんで読みたいくらいの作品であることは間違いないと思います。

23、「サイレント・ブレス」 南杏子

終末医療に向き合う女性医師が活躍する話です。

大学病院に勤務する女性医師が、移動により訪問クリニックへ行くことになります。

そしてそこで待っていたものは、終末を間近に控えた様々な患者たちだったのです。

南杏子氏の衝撃のデビュー作であり、異色の経歴を持つ彼女ならではのタッチで見事に描かれています。

終末医療の問題については誰の身にも起こりうることであり、避けられないことが実感できます。

24、「聖なる怪物たち」 河原れん

経営難で苦しむ病院に、突然発生する飛び込み出産手術の依頼の話です。

無事に赤ん坊を産み終えるのですが、その母は急死してしまうのです。

騙し、騙される展開が続く中、医師の司馬健吾が事件に巻き込まれてしまいます。

ドラマ化もされていて、若い女性に大変人気の作品です。

途中まで思っていた展開と異なる結末に、驚愕すること間違いないと思います。

25、「産声が消えていく」 太田靖之

24時間いかなる患者も受け入れるという、総合病院内の産婦人科で起こる事件の話です。

志を持って総合病院に入職した産婦人科医師に災難がふりかかってしまうのでです。

分娩中に救急の産婦人科の治療が重なり、新生児に障害を残してしまったのです。

医療を取り巻く問題には医師不足、過重労働、医療訴訟等があり、本作品はこの問題にも鋭く切り込んでいるです。

また、作者の太田靖之氏はフリーの産婦人科医として全国を飛び回っているユニークな先生です。

ご一読がおすすめです。

26、「スリジエセンター1991」 海堂尊

ブラックペアンシリーズの完結作品となります。

スリジエ・ハートセンターの設立資金を捻出するため、天才外科医である天城雪彦は、全財産の半分を出せば手術をしてやるとウエスギ・モーターズ会長の公開手術を企てるのです。

しかし反抗勢力が牙を向いて立ちふさがり、天城がどう対抗すのかが焦点となります。

海堂尊氏最高の作品との呼び声も高く、衝撃と感動で締結します。

メディカルエンタテイメントの最高峰の作品です。

27、「転生」 貫井徳郎

心臓移植によりドナーの記憶が移植された人間に移って移ってしまうという、何とも奇妙な話です。

あるはずのない記憶がよみがえり、持っているはずのない才能が芽生え、今までとは違う趣味・嗜好がが増えていくのです。

何故こうなってしまったのか、その原因を探るために心臓移植を受けた主人公は本当は知ってはいけないドナー探しを始めるのです。

そして近代医学の闇に遭遇してしまう。

青春医療ミステリーと銘打てる内容であり、読みやすいと評判です。

爽やかな読後感が味わえる作品です。

28、「感染」 仙川環

臓器移植がテーマの話です。

医学界及び医師の裏の姿をリアルに描いています。

また医療専門用語もわかりやすく解説されているので、スラスラ読むことができます。

仙川環氏のデビュー作品であり、第一回小学館文庫小説賞受賞作品となります。

臓器移植関連ミステリーを読む方には欠かせない作品だと思います。

29、「死の点滴」 霧村悠康

変人刑事、乱風と美人医師、祥子シリーズの第二弾作品です。

病院内で薬物中毒患者と十二指腸潰瘍患者が相次いで急死するという事態が発生します。

そこに大学病院から来ていた倉石祥子医師が疑惑を抱き始めるのです。

点滴の使いまわしなのか、使用期限切れの薬剤不適切使用なのか真実はわからないまま物語は展開していきます。

テレビドラマでもシリーズ化されており、ご覧になった方もいるのではないでしょうか。

現在の医療に一石を投じる作品であることに間違いないと思います。

30、「全身麻酔」 霧村悠康

医療過誤の問題を取り上げた話になります。

手術する患者を取り違えてしまったうえに、手術中にその患者が覚醒してしまうのです。

しかも手術中に様々なミスが起こっていることが、手術中の患者に聞こえていたのです。

数多く医療ミステリー作品を執筆している霧村氏独特のタッチが駆使されていて、臨場感が味わえます。

医療現場においての倫理が問われる作品です。

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まとめ

ご紹介させていただきました作品はお楽しみ頂けましたでしょうか。

現役医師の作品が多く、臨場感があふれる作品ばかりです。

医療ミステリーをお探しの方には見逃せない作品ばかりだと思いますので、是非読んでいただければと思います。

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