おすすめ推理小説 サスペンス一覧(作家別)

【2001~2016】江戸川乱歩賞を受賞した作品を20選をご紹介

更新日:

推理小説家の登竜門でもある江戸川乱歩賞。

創設は1954年であり日本の草分け的推理作家であった、江戸川乱歩の基金を元に創設された文学賞です。

そんな江戸川乱歩賞を受賞した作品をご紹介させていただきます。

・だれのどんな作品が受賞しているのか
・受賞した作品を読んでみたい
・本当に面白いだろうか

このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

優秀な小説に対して送られる賞はたくさん有りますが、推理小説が対象の賞の中では最高峰に位置づけられる賞ではないでしょうか。

スポンサーリンク

【2001~2016】江戸川乱歩賞を受賞した作品を20選をご紹介

ご紹介させていただきます、20選は16年前から現在に至るまでに江戸川乱歩賞を獲得した作品となります。

どれも秀逸な作品ばかりなので、時間が経つのもわすれて読みふけってしまいそうです。

蛇足ですが、この賞を受賞した作家は後に活躍していく比率が多いとのことです。

1、「QJKJQ」 佐藤究

家族全員が殺人鬼という猟奇的な一家の作品です。

家の中には殺人を執行する部屋があり、それぞれの手法で殺戮を繰り返します。

好き嫌いがはっきりと別れる内容ですが安心して読むことができると思います。

2016年 第62回受賞作品です。

読みやすくて、大変勢いのある展開に納得しました。

2、「道徳の時間」 呉勝浩

ある街で発生した連続イタズラ事件と殺人事件がリンクする作品です。

タイトルにもある『道徳』という言葉がキーワードになります。

次から次へと起こる展開や謎にページをめくる手が止まらないと評判です。

2015年 第61回受賞作品です。

人間の業の深さが解る作品であり、最後までドキドキ感が続きます。

3、「闇に香る嘘」 下村敦史

中国残留孤児をテーマとした全盲の老人が主人公の作品です。

孫娘の腎臓移植を申し出る主人公でしたが検査の結果、適合しませんでした。

実の兄に頼むも検査さえ拒否されてしまいます。何がどうなってしまったのでしょうか。

2014年 第60回受賞作品です。

若者には是非読んでいただきたい一冊であり、ラストは圧巻です。

4、「襲名犯」 竹吉優輔

図書館司書が主人公の猟奇的連即殺人事件がテーマの作品です。

14年前の連続殺人事件の犯人の死刑執行を機に新たに模倣犯が出現します。

一般的な推理小説とは一線を引いた、殺人の目的を探っていく展開です。

物語を描ききる力はすごいと評判です。

2013年 第59回受賞作品です。

また、本格ミステリーとしてもクオリティの高い作品になっています。

5、「カラマーゾフの妹」 高野史緒

『カラマーゾフの兄弟』に残された謎を続編ミステリーとして仕上げた作品です。

随時に『カラマーゾフの兄弟』のあらすじなども紹介しながら物語が展開していくので、原作が未読の方でも十分楽しめます。説得力のある内容であり、読み応えがあります。

2012年 第58回受賞作品です。

作者の文章力の凄さに驚愕してしまいます。

6、「完盗オンサイト」 玖村まゆみ

フリーのクライマーが皇居から盆栽を盗み出すというアイデア満載の作品です。

ストーリーとスピード感があるのでスイスイ読み進むことができます。

勢いを感じさせる展開なので一気読みができます。

2011年 第57回受賞作品です。

独自の世界観があって楽しめる作品です。

7、「よろずのことに気をつけよ」 川瀬七緒

惨殺された老人の孫娘が文化人類学者のところへ行くところから始まる作品です。

オカルト色が強く猟奇的に思える文面ですがミステリーです。

読み応えがあり大変面白いと評判です。

2011年 第57回受賞作品です。

ゾクゾク感が最後まで楽しめる作品です。

8、「再会」 横関大

幼馴染の4人が殺人事件をきっかけに23年ぶりに再会する作品です。

23年前に4人で埋めたタイムカプセル。その中の拳銃が殺人事件で使われたのです。

テンポよく読めて展開も面白くなっています。

2010年 第56回受賞作品です。

終盤にかけてだんだんと面白みが増してくる作品です。

9、「プリズン・トリック」 遠藤武文

交通刑務所内で発生する密室殺人の作品です。

トリックが駆使されていて楽しめる内容になっています。

大変勢いのある作品であり、伏線のあり方にも工夫が施してあります。

2009年 第55回受賞作品です。

最後の一行に驚愕します。

10、「誘拐児」 翔田寛

終戦直後の未解決誘拐事件とその15年後に起きた、殺人事件の繋がりの作品です。

地味な話ではあるが、かなりの説得力のある筆力で圧倒されます。

子を思う母の気持ち、母を思う子の気持ちが如実に表現されています。

2008年 第54回受賞作です。

ミステリーでありながら少し切ない幕切れになる作品です。

11、「訣別の森」 末浦広海

元自衛隊の男が現在ドクターヘリ機長としての職務を果たしている中、墜落した取材ヘリの中から元部下を救出するところから始まる作品です。

ストーリーの展開もスムーズに進んでいき、北海道の大自然が満喫できます。

2008年 第54回受賞作品です。

ミステリー要素が少ない作品ですが大自然の雄大さを実感できると思います。

12、「沈底魚」 曽根圭介

スパイの話に絡む公安警察の作品です。

日本の国家機密が中国に漏れていたのをきっかけに真相解明のため、公安警察が関わっていきます。

ハードボイルド的な内容が続き最後までスピード感が落ちません。

2007年 第53回受賞作品です。

二転、三転する展開にスリル感があふれ、目が離せない作品です。。

13、「東京ダモイ」 鏑木蓮

シベリア抑留時に発生した日本人将校殺人事件の作品です。

そして60年後、ロシア人女性の殺人事件が発生します。

二つの事件に関わりはあるのでしょうか。

登場人物が大変丁寧に描かれていて、臨場感があふれます。

2006年 第52回受賞作品です。

ミステリーだけに収まり来てない人間の尊厳を感じる作品です。

14、「三年坂 火の夢」 早瀬乱

江戸から東京へまさに移行しようとしている街の姿とそこに住む人々を描写した作品です。

『三年坂で転んでね』と言い残して怪死した兄の死の真相を突き止めるために上京する内村、そして東京大火災との関わりがどう関わっていくのか調査していきます。

時代の変わり目がよくわかり、ストーリーの展開に引き込まれてしまいます。

2006年 第52回受賞作品です。

最後の10ペーシに隠された驚愕の秘密に圧倒されること間違いない作品です。

15、「天使のナイフ」 薬丸岳

少年たちによって妻を殺害された夫の苦悩を描いた作品です。

被害者と加害者の両方の立場から書かれていて、少年法、少年犯罪について考えさせられます。

分かりやすい文章で大変読みやすいと評判です。

2005年 第51回受賞作品です。

復讐からは何も生まれないということが実感できる作品です。

16、「カタコンベ」 神山裕右

洞窟の底の人々を救助するミステリー風の冒険小説作品です。

窮地に追い込まれると人間の判断力はこうも狂ってしまうのでしょうか。

臨場感たっぷりに描かれていてアクション大作を読んだような手に汗を握る感覚が味わえます。

2004年 第50回受賞作品です。

冒険小説好きな方にはかなりのおすすめの作品です。

17、「マッチメイク」 不知火京介

大変珍しいですがプロレスをテーマにしたミステリー作品です。

試合中に人気レスラーが突然、命を落としてしまう、傷口からは蛇の毒が検出され、真相を追うために新人レスラーが立ち上がり、調査していきます。

プロレスを全く知らない人でも楽しめる内容になっています。

2003年 第49回受賞作品です。

エンターテインメントとしてとらえて頂ければ十分楽しめる作品だと思います。

18、「翳りゆく夏」 赤井三尋

20年前にとある病院で発生した嬰児誘拐事件に端を発するミステリー作品です。

人物像がしっかり描写されていますので、感情が捉えやすいです。

読み手を裏切りながらも意外な結末が用意されています。

2003年 第49回受賞作品です。

気持ちのいい終わり方ですので爽快感が味わえる作品です。

19、「滅びのモロクローム」 三浦明博

骨董市で入手した柳行李に入っていた古いフィルムを巡って事件が発生するという内容の作品です。

物語は淡々と展開していき、大変分かりやすい文体で読みやすくなっています。

戦争の事など年々忘れられて行くことに視点を当てているので、読み応えがあります。

2002年 第48回受賞作品です。

ミステリー好きな方には是非読んでいただきたい一冊です。

20、「13階段」 高野和明

死刑囚の冤罪を晴らすために、刑務官と仮釈中の青年が挑むタイムリミット・ミステリー作品です。

近年の江戸川乱歩賞の中では群を抜いて評判がいいです。

その当時の宮部みゆき女史の解説に「手強い商売敵を送り出してしまったものです」とあります。

読んだ方のほとんどが一気読みしてしまうようです。

2001年 第47回受賞作品で、人を裁く難しさが痛感できます。

スポンサーリンク

まとめ

江戸川乱歩賞を受賞した20選をご紹介させていただきました。

今では人気のある作家の方のデビュー当時の作品です。

年代別にご紹介させていただきましたのでお楽しみ頂ければ幸いに思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-おすすめ推理小説, サスペンス一覧(作家別)

Copyright© サスペンスLIFE , 2019 All Rights Reserved.