歌手そして女優
今回はテレビの2時間サスペンスの女王の片平なぎささんについて語ってみようと思います。
彼女は『純愛』という曲で歌手デビューを果たしたのが1975年、今から40年近く前になります。ご存知の方はいると思いますが当初はアイドル歌手でした。それが今は押しも押されぬテレビの2時間サスペンスの女王になっています。
お気に入りシリーズ
中でも私が好きな作品は「赤い霊柩車」シリーズでレギュラー出演者の大村崑さん、山村紅葉さんとのやり取りが絶妙です。
恋人役にアクセントで神田正輝さん、刑事役で若林豪さん等そうそうたるメンバーの中で片平なぎささん扮するところの葬儀屋の女社長が危ない目に会いながらも殺人事件を解決していくというストーリーが毎回マンネリながらもついつい観てしまいます。
日本人の心のふるさとである、京都が舞台であることも魅力の一つかも知れません。
また、長く「新婚さんいらっしゃい」のアシスタントとして共演の桂三枝(現在は桂文枝)さんと進行を務め面白おかしく視聴者を楽しませていただいたのも印象に残っています。
独身貴族
最近では船越英一郎氏とのサスペンスの共演も多くサスペンス好きの私にとっては新たな彼女の魅力を再発見できるたのしみの一つになっております。。
私から観て彼女の魅力を一番感じるところは事件を推理する際の感慨深い表情・仕草がなんともいえずぐぐっときます。
彼女が刑事役のサスペンスも何度か観ましたがやはり刑事役ではない彼女が推理する役柄の方がしっくりしているように思います。
現在も彼女は独身で若い時期に前出の船越英一郎氏と一つ屋根の下で暮らしたこともあったようですが、「さんまのまんま」に出演した折に話したように何をしても一人だから気楽でいいと言っていたのを覚えています。
役柄も独身の彼女のほうが堂に入っていてごく自然に演技をしているように思います。
もう一度
ただもし機会があれば、あの頃のアイドルという番組があるならば、もう一度デビュー曲の『純愛』を歌って欲しいと思っている私です。