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垣根涼介おすすめ8選をご紹介~エンターテインメイトの旗手~

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当サイトが厳選しました、垣根涼介氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきます。

大学卒業後、会社勤めをしますが、2年で退職し、その後も会社勤めを数度し、求人広告の製作で文章やコピーを書いていたのですが、それが作家になるキッカケとなったようです。

そうした中、初めて書き上げた「午前三時のルースター」という作品が、サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、専業作家としてデビューすることとなります。

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垣根涼介おすすめ8選をご紹介~エンターテインメイトの旗手~

その後の活躍は目覚ましく、2004年には「ワイルド・ソウル」という作品で、大藪春彦章、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞し、史上初の三冠受賞を成し遂げます。

自論としては、ブレずに生きるのがカッコイイとか、こだわりがある生き方が美しいとかの考え方もあるかもしれないけれど、そうじゃない生き方もアリだと思っているそうです。

つまり現在の自分の在り方を疑うのが大前提であり、あるものが好きな自分と、また一方で冷静に見ている自分が、絶えずいること、つまり相反する自分を持っている、生き方の方が自分には向いているそうです。

そんな垣根涼介氏のおすすめの作品8選をご紹介いたしますので、お楽しみください。

『午前三時のルースター』

旅行代理店に勤める長瀬が、少年の依頼で失踪した父親を探すために、ベトナムに同行する話です。

4年前にベトナムで失踪した父親の消息を探る為に、16歳の少年、慎一郎と旅行代理店の長瀬はベトナムへ行き、現地で協力者を得て、捜索していくのですが、様々な妨害にあい、命の危険も余儀なくされます。

構成の面白さとスピード感あふれる展開に引き込まれ、ハードボイルド調ではありますが、それほど凄惨な場面もありません。

個性のある魅力的なキャラクターが、自由自在にベトナムを動き回る姿には、躍動感があり、かなり楽しめます。

ここがポイント

ハードボイルドとミステリーが程よく味わえる至高の作品です。

文藝春秋
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『ワイルド・ソウル 上・下』

戦後、日本政府に騙されてアマゾンの奥地に入植させられた、日本人の移民たちの壮絶な話です。

移民たちの殆どが、夢も希望もなく、日々生きるためだけに生き、失意のままに土に還っていったのです。

アマゾンの過酷な風土やブラジル人の陽気な気質、コロンビアの麻薬組織、日本の警察の捜査、日本の外務省の怠慢さなども絡み興味深い要素も満載に描かれています。

ここがポイント

それから40年、南米移住政策の杜撰さによってもたらされた恨みを、現代において晴らそうとする4人の男たちが、立ち上がっていくのです。

衝撃度が半端ない作品です。

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『君たちに明日はない』

リストラ専門の請負会社に勤める主人公、村上真介の話です。

ここがポイント

リストラ代行会社で働く面接官の村上だけでなく、リストラ候補の人間にも視点を当てていて、切る側と切られる側のせめぎあいが切実に描かれています。

出てくる人間それぞれの仕事観や悩みがリアリティ感がたっぷりで、人間臭さも感じられます。

またヒューマンドラマの要素が散りばめられていますが、まるで仕事とは何か、働くことの意味は何なのかを問いかけているようにも感じてしまいます。

人生の悲喜こもごもが垣間見える作品です。

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『ゆりかごで眠れ 上・下』

コロンビア・マフィアのボスにまで上り詰めた、日系人のリキ・コバヤシ・ガルシアが主人公の話です。

日本で捕まった仲間を救出するため、麻薬組織同士の激しい対立に巻き込まれながらも、絶対に仲間を見捨てないリキの存在が強烈に描かれています。

人間のエゴや無常観をスピード感を持った独特の流れで物語は進んでいき、いつもながらの手に汗を握る展開になっていきます。

ここがポイント

重厚ながら疾走感のある文章が、軽快さを生み出し、登場人物それぞれの壮絶な過去を披露することで、より作品に厚みを増しています。

読み応えがあり、本当にしびれる作品です。

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『人生教習所 上・下』

「人間再生セミナー」小笠原塾に参加した、人生に落ちこぼれた人間たちが、小笠原諸島の自然に触れ合うことにより、変わっていく姿を描いた話です。

セミナー参加者の気持ちの変化も楽しめますが、小笠原の歴史についても知ることができます。

ここがポイント

荒んだ心、閉じこもった心など、すがるように集まった者たちが、小笠原の大自然の中で、少しづつ成長していく姿にはグッと来てしまいます。

相変らずの個性豊かなキャラクターの描写は見事であり、特に心の接触を怖れ、自分を卑下しつつ、社会から逃避する様子には感服してしまいます。

じんわりと沁みるような感動を与えてくれる作品です。

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『光秀の定理』

明智光秀の若い頃からの朋友である、不良坊主の愚息と腕自慢の兵法者の新九郎を通じて、理を学び、理によりて成功し、そして理によりて滅亡していく話です。

愚息、新九郎のしがらみのない自由な生き方とは対照的に、明智一族の再興を背負って立つ、光秀の生き方はなんと息苦しかったことだったのかが分かります。

ここがポイント

そして家臣を雇用人としてしか捉えない信長と、あくまでも人間と人間の関係として捉える光秀がその捉え方の違いで、本能寺にに繋がっていったのです。

単なる時代小説ではなく、謎かけのようなエンターテインメント感も味わえる作品です。

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『室町無頼 上・下』

室町時代の土一揆である徳政一揆前後を舞台にした、3人の無頼な男たちが主人公の話です。

応仁の乱の数年前、室町幕府が機能しなくなった世の中で、全てを失った者たちが、既存の枠組みの外で、己の力のみで生きていく姿が描かれています。

そしてそこに共通するのは、善悪や損得に縛られない、全てを失ったものが持つ逞しさと、達観した人生観なのです。

ここがポイント

時世に喝をいれ、ブレない己の信念の元に必死で生きる男たちのカッコ良さが滲み出ています。

熱い登場人物によって紡がれる感動の作品です。

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『信長の原理』

本能寺に至る信長の組織運営体制に焦点をあて、家臣たちの感情や内面を突き詰めていく話です。

信長のブレることのない徹底した合理性の追求は、家臣たちを疲弊させますが、時代を突き破るには必要な競争原理だったのです。

ここがポイント

集団行動にある原理を見出した信長は、それを組織つくりや戦略に用いることにより、逆に段々と原理に囚われていく心の揺れが生じているのがわかります。

信長の悲劇はパレートの法則を知ってしまったために、自分の部下を信頼できなくなってしまったことだったのでしょうか。

やはり信長の感性は凄いの一言につきる作品です。

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まとめ

垣根涼介氏の作品を楽しんでいただけましたでしょうか。

まだ読んでいない作品がありましたら是非この機会に読んでみてください。

きっと、夢中になってしまうと思います。

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