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瀬尾まいこおすすめ11選をご紹介~ふとした瞬間を言葉で紡ぐ~

温かくて優しい描写の瀬尾まいこ氏のおすすめ作品11選をご紹介させていただきます。

大学卒業後、中学の国語講師を9年務めた後に教員採用試験に合格し、中学校で国語教師として教鞭をとる傍ら、執筆活動をおこなっていきます。

教員活動を続けながら、2001年に「卵の緒」(デビュー作)という作品で、第7回坊ちゃん文学賞の大賞を受賞し、2005年には「幸福な食卓」という作品で、第26回吉川英治文学新人賞を受賞します。

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瀬尾まいこおすすめ11選をご紹介~ふとした瞬間を言葉で紡ぐ~

その後も文学賞の候補になる作品を発表する等、目覚ましい活躍を続けています。

そして2011年に教員を辞めて、作家活動に専念することとなります。

創作する時は細かいプロットを立てて書いているわけではなく、書き進めながら、主人公はこうで、周囲の人たちも含めて、段々と動き始めていく感じで書いていくそうです。

中盤まで書いていくと、凡そこの話はこういう方向へ向かいそうだなぁと見えてくるらしいです。

そんな瀬尾まいこ氏のおすすめの作品11選をご紹介いたしますので、お楽しみください。

『卵の緒』

優しい気持ちになれる、表題作と7's bloodの2作品が収録されています。

血のつながりがなくても、肯定も否定もひっくるめて、受け入れることができれば、おのずと相手の良いところも見えて、家族になることができるのです。

ここがポイント

瀬尾氏が描く母親像はとてもあっけらかんとしていて、会話がとても面白く、思わず笑ってしまいます。

変わらない現実はいくつもありますが、それを和らげる方法もいくつもあるのです。

切ないけど、爽やかさも味わえる作品です。

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『図書館の神様』

清く正しく生きてきた清が、その性格からくる厳しさから、高校生の時に同級生を自殺に追い込んでしまい、大学を卒業し、そして教師になり、文芸部の顧問になる話です。

もともと体育会系だった清がたった1人しか部員のいない文芸部の顧問になり、それをきっかけに公私共に少しづつ、成長し前進していくのです。

興味がなかった物事に触れることで、生き方や価値観が見直されて、今までとは違った道を歩むことができたのです。

ここがポイント

嫌なことがあっても、嬉しいことがあっても、見ている人も、支えてくれる人も必ずいるのです。

少し遠回りしても、自分らしく生きていけることを教えてくれる作品です。

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『天国はまだ遠く』

仕事も人間関係も上手くいかない23歳の千鶴が退職して、自殺をはかる話です。

死に場所を求めて、田舎の山の中へ向かった彼女は民宿で、大量の睡眠薬を飲むのですが、死にきれず、目を覚ましてしまいます。

そして民宿の田村さんや村の人の優しさに触れるうちに、少しづつ、元気を取り戻していくのです。

学校や会社など、日常の狭く息苦しい世界で生きていると、たまにそこから飛び出してみたくなります。

ここがポイント

しかし現実的にはそうも簡単にできないので、こういう作品は気持ちを整理するための特効薬のようなものなのです。

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『幸福な食卓』

父を辞めると宣言をした父、別居中の母親、天才でありながらも大学へ進学せず、農業の道に進む兄、そして女子中学生の佐和子の話です。

この家族は家族の誰かを責めていなくて、もしかしたら、自分が悪かったのではと、ずっと思い続けているのです。

だからこそ、自殺未遂をしたり、いろんなことが気になりながらも、別に住み、自分だけの為の逃避の時間を選んだりしているのです。

ここがポイント

ちょっと不思議な関係の家族だけれど、つい、忘れてしまいそうなことを気付かせてくれる作品です。

講談社
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『優しい音楽』

優しい気持ちになれて、心が清らかになる3編からなる短編集です。

ここがポイント

他人との出会いで、人というものは、どんな方向にでも変化していけるものなのでしょうか。

そんな人間関係の不思議さや、人生の面白さを改めて、実感してしまいます。

3話それぞれの登場人物たちは、それぞれに思いがけない出会いがあり、そしてその出会いがプラスな方向へと進んでいくのです。

それぞれの幸せを祈りたくなる作品です。

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『強運の持ち主』

日常生活の裏側を、占い師の視点から描いた4編からなる連作短編集です。

ショッピングセンターの片隅で、占い師として働く、元OLのルイーズ吉田と彼女に占いをしてもらうためにやってくる人たちとの話です。

ここがポイント

占いに来る人は、実はもう自分で答えを決めていて、それを応援してほしい、背中を押して欲しくて来ているのです。

占いを通して、問題を良い方向に向けてあげるルイーズ吉田が、自分の周りの問題に悩み、そしてほんとに大事なことに気付いていくのです。

じんわりと温かくて優しい作品です。

文藝春秋
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『温室デイズ』

中学校の学校崩壊といじめがテーマの話です。

イジメの原因は全く予想できず、昨日まで仲良くしていたのに、翌朝には標的に変わってしまうのです。

それ故、生徒たちには空気を読む能力が何よりも必要になってくるのであり、いじめられている子に声をかければ、今度は自分がターゲットになってしまうのです。

中学校生活は本人たちにとっては決して温室ではなく、いじめや不良、不登校などの顕在化しやすいものから、思春期特有の感情や家族関係など、見えにくいものまで、様々な問題に対峙しなければならないのです。

ここがポイント

無気力になることもできたのに、そうしなかった、みちると優子に拍手を送りたくなる作品です。

KADOKAWA
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『おしまいのデート』

余韻をタップリ残してくれる、デートに纏わる5編からなる短編集です。

いろんなデートのカタチを物語にしていて、おじいちゃんと孫、老教師と元不良生徒、クラスメイトの男同士、OLと大学生、保育士と園児とその父親、登場人物が皆、温かくて、優しい気持ちになれて、癒し効果抜群です。

ここがポイント

どの話も最後は温かくて、ホロっとさせられる素敵な話ばかり詰まっています。

おしまいは明日へのはじまりの日なのです。

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『あと少し、もう少し』

6人で襷をつなぎ、ゴールを目指す中学生の駅伝の話です。

ここがポイント

各章がそれぞれの区間の選手の語りになっていて、自分の走りにかける想いや、他のメンバーへの想いをそれぞれの視点で描いています。

そのことが結果的に人物像を立体化して、作品に奥行きを持たせているのです。

駅伝を通して、絆を深めた友から、襷を受け取り、全力を尽くす様子は、仲間とは何か、友とは何か、そして自分自身の存在意義について前向きに考えさせてくれます。

何かに夢中になれることは、素敵なことだと教えてくれるような作品です。

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『春、戻る』

結婚を控えた主人公、さくらの前に、ある日突然、兄と名乗る明らかに年下の青年が現れる話です。

その兄は知らないことを知っており、家族としての距離感で接してくるです。

勿論本当の兄ではなくて、弟でもない、果たして彼の正体は、さくらの封印した過去に関係しているのだろうか。

ここがポイント

普通に考えるととても怖い話のような気がしますが、心に残る人との出会いや、なりふり構わぬ優しさがあれば、人は変われることを教えてくれるのです。

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『そして、バトンは渡された』

主人公は父親が3人、母親が2人いて、苗字も3回変わる、そんな高校3年生の女の子の話です。

そんな境遇なので、さぞかし、辛い日々を送っているのだろうと想像してしまいますが、本人は悩みがなくて、あっけらかんとしているのです。

普通ではあり得ないような、複雑な家庭環境でも悲壮感が全くなく、大事に育てられた主人公の優子。

どの親からも近所の人からも愛を注がれて、心が温まります。

ここがポイント

バトンを渡すという的を射たぴったり言葉が、家族の分だけ、未来が増える素敵な作品です。

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まとめ

瀬尾まいこ氏の作品は楽しんでいただけましたでしょうか。

まだ読んでいない作品がありましたら、この機会にぜひ読んでみてください。

感動する事、間違いないと思います。

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