寒い冬がくると、どうしても家に閉じこもりがちになります。
何をするにも少し億劫になり、トイレに行くのも我慢できる限界まで我慢してしまいます。
今はエアコンの暖かい風が部屋中を満たしていたり、床暖房なるものがあるので四季感を肌で感じなくなってきています。
この記事の目次
冬に読みたいサスペンス小説おすすめ7作品のご紹介
こたつに入ってみかんを食べながらテレビを観るのもいいですが自分お気に入りサスペンス小説片手にせんべいをかじるのもオツなもんです。
そんな寒い冬におすすめの7作品を私なりの視点から選ばせていただきました。
特に冬バージョンではないですが冬の夜長を満喫できる7作品をご紹介させていただきます。
おすすめ①『むかし僕が死んだ家』東野圭吾
実際の登場人物が何と二人。
主人公である僕と沙也加です。
一軒の別荘のような家で過去を振り返る。
沙也加の謎を辿りながら伏線に次ぐ伏線の連続。
最後に僕が死んだ理由が判明します。
おすすめ②『笑わない数学者』森博嗣
トリックの種明かしに期待してしまう作品です。
つまり逆トリックなのです。
三星館のパーティ会場で行われた消失トリック、一夜明けると死体が2体。
師弟コンビが事件の真相を追っていく。
おすすめ③『解決まではあと6人』岡嶋二人
殺人事件が発生しても驚きが少ない作品だと思います。
5つの調査依頼を別々の興信所にするひとりの奇妙な女性。
いつの間にかその5つがつながって一つになる。
さて何が起こるのやら楽しみです。
おすすめ④『危険な童話』土屋隆夫
本格推理ミステリーです。
殺人の容疑者になったひとりの女性が疑われる。
しかし凶器は見つからなくて、その後、真犯人からの手紙が届く。
事件の謎めいた事象が次々に明らかになっていく。
今は亡き土屋隆夫氏の正統派ミステリーに乾杯!
おすすめ⑤『黒い仏』殊能将之
石動戯作探偵登場作品です。
石動が助手と二人で依頼された仏像探しの旅に九州へ向かう。
しかし仏像は見つからない。
ミステリーでありながら、笑いが止まらない、でもミステリーです。
おすすめ⑥『失踪者』折原一
少年法をテーマにした作品です。
ノンフィクション作家が直接犯人と対話する。
お得意の叙述トリックがふんだんに織り込まれていて、流石という感は隠せない作品です。
おすすめ⑦『生首に聞いてみろ』法月綸太郎
名探偵、法月綸太郎登場作品です。
タイトルから想像できるのは怖い、気持ち悪い印象です。
確かに石膏象の首が切り取られる事件は発生します。
殺人予告なのか?名探偵の推理が冴えわたります。
まとめ
好きなサスペンス小説に出会うと時間が経つのも忘れて読みふけってしまうことがあります。
あと1ページ、区切りがいいところまで読んだら止めようとか思います。
しかし外が明るくなってきて初めてそれに気づいた頃には読破しています。
好きな小説というものはそういうものだと思います。