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知念実希人おすすめ10作品のご紹介~ミステリーと医療の融合~

スピード感溢れる、知念実希人氏のおすすめ10作品をご紹介させていただきます。

内科医のかたわら2011年「誰がための刃 レゾンデートル」という作品で、第4回ばらのまち福山ミステリー新人賞を受賞し、翌年に同作で、作家デビューを果たします。

知念氏は執筆スピードもかなり速いことで有名であり、次々に新作を発表し続けています。

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知念実希人おすすめ10作品のご紹介~ミステリーと医療の融合~

医師と作家という二束のわらじを履いているにも拘わらず、その作品の緻密さには定評があります。

また、現役医師という事もあり、医療現場の描写もリアリティさが発揮されていて、臨場感が味わえます。

本人曰く「医者としての経験が、作家としての自分を鍛えてくれたところも大きい」と語っています。

そんな知念氏のおすすめの作品10選をご紹介させていただきますので、お楽しみ下さい。

1、『誰がための刃 レゾンデートル』

末期癌に侵された若い男性外科医が、連続殺人鬼の「ジャック」と関わっていく話です。

ここがポイント

まるでハードボイルド作品のような展開であり、主人公のカッコよさに惚れ惚れしてしまいます。

終盤は焦燥感に駆られて、登場人物に感情移入してしまいそうな感覚に陥り、物語の中へと引きづりこまれそうになってしまいます。

知念氏のデビュー作であり、精神を鍛えてくれる作品です。

2、『天久鷹央の推理カルテ』

天才女医が、診断困難な患者の病気の謎を解き明かしていく、4話が収録された短編集です。

ここがポイント

病院内で起こる不思議な現象や、患者の謎を解明していくというストーリーで、物語は展開していきます。

現役の医師の知念氏らしく、医学的要素が程よく加えられていて、医療のことも大変分かりやすく楽しむことができます。

軽快なテンポで、読むことができる作品です。

3、『仮面病棟』

ここがポイント

療養型病院を舞台にした、クローズドサークルミステリーです。

ひとつの謎が終わると、またひとつの謎という風な展開が続き、飽きることなく、目が離せなくなってしまいます。

二転三転する状況と、心理戦にハラハラ感が半端なく、ドキドキ感も満載です。

ノンストップで、読んでしまう程、楽しめる作品です。

4、『黒猫の小夜曲』

黒猫に姿を変えた死神が、未練を残す地縛霊を開放していく話です。

様々なトリックが散りばめられているので、謎解きが好きな方は、かなり楽しむことができます。

ここがポイント

それぞれのストーリーが深くつながっていて、まさかの展開になるのですが、最後のどんでん返しに唖然となってしまいます。

ほろりとなるラストが、待っている作品です。

5、『神酒クリニックで乾杯を』

医療ミスで職場を追われた主人公の医師が、謎のクリニックで謎の仲間と共に、事件を解決していく話です。

医療現場なのに、派手なアクションシーンとかがあり、ストーリーもテンポよく展開していきます。

ここがポイント

まるでコミックを読んでいるような軽快さで、サラッと読めてしまいます。

メディカル・エンタメミステリー作品です。

6、『白銀の逃亡者』

致死率95%の奇病である感染症から、生還したヴァリアントたちの話です。

医療と政治をうまく絡めた内容で、ストーリーは展開していきます。

ここがポイント

手術とかの描写は専門的な知識に裏打ちされた、緻密な構成であり、医療知識が無くても楽しむことができます。

大変スピード感にあふれていて、ワクワクした展開が連続する作品です。

7.『あなたのための誘拐』

謎の犯罪者ゲームマスターと、警察を追われた刑事のリベンジマッチの話です。

ここがポイン

序盤は推理ゲームのような展開が続き、中盤からは高揚感が途切ない程の緊張の連続となります。

その後の展開も二転三転しますが、最後には予期せぬ驚愕の結果が待ち受けているのです。

あまりにも、ラストが怖すぎです。

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8、『時限病棟』

廃病院が舞台となっていて、5人の男女が、6時間以内にそこからの脱出を強いられるゲームのような話です。

ここがポイント

せまりくるタイムリミット、その焦りで登場人物が疑心暗鬼な様相を示してくるので、興奮度は高まっていきます。

想像を超える展開が、数度繰り返されて目が離せなくなり、徐々に真相が明らかになっていきます。

登場するピエロが、不気味で怖すぎます。

9、『屋上のテロリスト』

ポツダム宣言を受諾しなかった日本は、東西に分断され、そして70年後、女子高生が首謀するテロに巻き込まれていく話です。

ここがポイント

数々の場面が同時に展開されていきますが、複雑に絡まっているわけではないので、テンポもよく、楽しめます。

エピソードが入り乱れますが、スピード感があり、キビキビとした展開になっています。

待ち受ける衝撃と、感動のラストに、エンターテインメントを感じてしまう作品です。

10、『崩れる脳を抱きしめて』

病院実習生の医師が、脳腫瘍を患う女性との間に心を通わせていく話です。

ハッピーエンドに進んでいくと思いきや、実は裏に衝撃の真相が隠されていて、あたたかな表面から逃れていってしまうのです。

ここがポイント

かなり難解なトリックも仕込まれていて、最後の最後まで読めない展開になっています。

二転三転しますが、読後感のいい素敵なラストになっています。

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まとめ

知念実希人氏の作品のご紹介は、お楽しみ頂けましたでしょうか。

スピーディーな展開で、イッキ読みしてしまうくらい面白い作品の数々。

そんな知念氏のミステリーにはまっていただけたでしょうか。

これからもたくさんの面白い作品を心待ちにしてしまいます。

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